去年の1月に留学を終えて帰国する直前に行って以来、1年5ヶ月ぶりの北京。
さらに、日帰りとはいえ、天津訪問も予定しているとあって、行く前から興奮状態です。。
そして、今回は両親を連れての旅行、というのがいつもと違う緊張感を生みます。
家を出たとき、雨が本降りで、傘をさしながらスーツケースを引っ張るというのは、
ちょっと大変で、この先のお天気もちょっと気になりました。
飛行機は10:40成田発のJL781便北京行き。ほぼ満員で、飛行も順調、定刻より早い
到着となりました。
気温は30度、というアナウンス、外に出るとちょっとムッとした感じ。
入国審査も荷物の引き取りも税関もスムーズでした。
今回はエア＆ホテルだけのフリーツアー、空港に日本語ができるガイドさんが迎えに来て
くれました。これは楽でした。
ガイドさんは去年大学を出たばかり、大学で日本語を専攻していたそうですが、とても
上手な日本語でした。
今回は両親も一緒なので、ちょっといいホテルを選びました。
王府井にある和平賓館、 ノボテル・ピース・ホテルというホテルです。
ガイドさんがチェックインもしてくれ、部屋に入ったのは2時半すぎ。
それから簡単に荷物の整理をして外出しました。
まずは両替。トラベラーズチェック30000円分を両替。レートは10000円＝665.2元。
約2000元を受け取りました。中国でこんな大金を持ち歩いたことはないので、ドキドキ！
それから明日万里の長城へ行く予定なので、そのためのタクシーチャーター。
いろいろ考えたのですが、もっとも安全で楽な方法＝ホテルでタクシーのチャーターを頼む、
ということにしました。高級なホテルだし、いくらかかるかドキドキしたのですが、700元でした。
思ったより安かったです。よかった。
それから地下鉄に乗って前門へ。
天安門まで地下鉄で1駅ですが、天安門前に出てしまうと、今ひとつその広さを
実感することができないと思い、前門から歩いたほうがいいと思って遠回りだと知りつつ、
前門まで行きました。
それにしても前門は何度行っても、向かいへ渡るのに面倒くさくてわからなくなります。
地下でつなぐとかもう少し考えてほしいな・・・
前門から毛沢東記念党の横を通って、天安門広場へ。
その広さに両親もビックリするやら、感激するやら。私も初めて見たときは同じ気持ちでした。
さらに進めば、テレビで何度も見ている毛沢東の大きな絵。毛沢東とのスリーショット写真が
撮れたのもうれしかったようです。
天安門をくぐり、さらに進みます。平日の午後というのに、何しろ人が多い！ みんな
どこから来ているのか、仕事はどうしているのか、他人事ながら気になります。
さて、故宮の門まで行くと、チケット売り場が閉まっています。時計を見ると4時20分。
私のチェックもれでした。故宮は5時までだけど、入場は4時で終わり・・・
がっかりしながらも、ここからスケジュール変更・・・どこへ行こうか考え、両親もまだ歩けると
言うので、前門までまた戻り、大柵欄をふらふらしました。
大柵欄は昔の繁華街とのこと。古くて豪華なデザインの老舗も並びます。
そこからタクシーに乗って王府井に戻りました。
今日の夕食は、新東安市場の中にある羊のしゃぶしゃぶの老舗・東来順の予定。
席があるか先に見てこようと、両親には下で待っていてもらって、ひとりで5階へ。
ところが店が暗い・・・嫌な予感・・・なんと、5月22日から7月8日まで、店内改装のため、
お休みですって！！ ガーン。故宮につづいて、今日2度目の空振り。
下に下りるエレベーターの中で頭の中はパニック状態。夕食はどうしよう・・・
こういうとき、ガイド役としては本当に悩んでしまいますね。友だちとの旅や一人旅とは
違って、何でもいいというわけにはいきませんから。
とりあえず両親のところへ戻って、事情を話し、外へ食べるところを探しに行きました。
王府井だから、何かしらあるだろうと思って周辺を回ってみたら、すぐ近くに水餃子の店があり、
なかなかはやっているようでしたが、空席はありそう。
元々、水餃子も食べるつもりだったので、そこで食べることにしました。
久し振りの中国の水餃子、やっぱり違う。 おいしい！！！
餃子の種類はそれほど多くなかったけど（20種類くらい？）、豚肉系、牛肉系、野菜系、と
4種類を選び、さらに冷菜2つ、それにビールで乾杯。
餃子の味がおいしかったことだけでなく、普通の中国人が行くような店で、お客さんも多く、
そういう点でも両親もとっても気に入ってくれました。
このお店は東安夜市が出る通りにあったので、食後は散歩がてら、夜市を見ました。
大勢の人でにぎわっていました。並んでいるのは羊の串焼き、フルーツ、デザートほか、
中国各地の“小吃”と言う軽食です。
おなかいっぱいなのが悔しいほど、おいしそうなものが並んでいました。
特に食べたかったのは羊の串焼き。いいにおい！
結局、2つの空振りがあったことも忘れるほどの満足な気分でホテルへ戻りました。
部屋の前に行くと明日の車の番号がメッセージとして残されていました。
そして忘れないうちに、日曜日（最後の日）の夕食＝北京ダックのお店の予約を
しました。
明日は万里の長城！！
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