7時半ごろ起床。
せっかく別になっているシャワールームを使おうと、昨夜の入浴時には髪を洗わず、
朝起きてからシャワーへ。
支度をしてから9時ごろ朝食に行った。
場所は1階ロビーの奥にあるレストラン。
普通のホテルの朝食バイキングと違い、入口で部屋番号と名前と人数を確認し、そこに
ある座席表で空いている席を確認して、どの席に通すか決めてから案内してくれた。
しかも席についたあと、どの場所には何がある、という説明を細かくしてくれる。
すごいサービスだ。しかも押し付けがましくないところがすばらしい。
バイキングは種類も多く、特にローカルフードはすごくおいしかった。
逆にイマイチだったのはおにぎり（ぜんぜん味がなかった）、梅干（すっぱい）、
味噌汁（甘い）の日本食たちだった。
大満足でコーヒーを飲んでいたら、ウェイターが伝票を持ってきた。
開けてみると約110リンギットの金額が書いてあった。
「え、お金かかるの！？」と思わずYさんと顔を見合わせて、2人で固まっていたら、その
様子を見ていたらしいウェイターがすぐに飛んできて（恥ずかしい〜）、「大丈夫。食事は
フリーです。記録するだけなので、サインしてください」という話だった。そこで名前と部屋番号を
書いた。
それにしてもあせった。2人ともすごい顔して固まっていたんだろうなあ・・・
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| 店の入口 | 朝食 |
ゆっくり朝食を摂ったあと、部屋に戻って最後の荷造り。
特に靴2足分の箱は場所をとるけど、箱ごと持って帰りたいのだ。
10時45分ごろ部屋を出てチェックアウトした。
これはスムーズに終わった。
荷物を預ける時に、空港までのタクシーもお願いしたいということを言ったら、150リンギット
だと言われた。普通はその半分くらいなので、とりあえず断って、荷物だけ預けた。
まずタクシーでチャイナタウンへ。
今まで乗ったタクシーはホテルでお願いしたものだったので、流しのタクシーを拾うのは
初めて。
タクシーに乗って、「チャイナタウン」というと、運転手さんは中国語で「10塊銭」と
言ってきた。一瞬わからず、きょとんとしていたら、「10、10」と言う。
チャイナタウンまでの金額を言っていたのだ。
相場もわからないし、「OK」と答えた。本当はいくらくらいなのかな？
チャイナタウンはさすがに見慣れた光景で、どこの国も同じような雰囲気だ。
ここも屋台のお店（バッグや服など）が並び、海賊版のDVDが売られていた。
平日の午前中だからか、全体に人も多くなくて、静かだった。
わき道に入るとアクセサリー屋さんがたくさんあったけれど、どこも「卸専門。小売しません」
の張り紙があった。
ぐるっと一回りしたところで、移動することにした。
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| チャイナタウン | ||
次はセントラルマーケットへ。
またまたタクシーに乗った。今度はメーターがついているタクシーで、セントラルマーケットまで
3リンギットだった。
やっぱりさっきのは高かったのか。
ここは観光客向けなのかもしれないけれど、民芸品のようなものを売っているお店がたくさん
入っているショッピングセンター。
マレーシア独特のものもあれば、インド通り、中華通り、と狭い小さい通りごとに特色を出して
いる。
食べるところもいくつかあって、これも惹かれるところが多い。
私たちも１軒ずつ、楽しく回り、少しおみやげなどを購入。
2人のお気に入りはハンドメイドのカードだ。その場で本当に描いている絵がカラフルですごく
きれい。ハンドメイドなので少し高め（1枚9ﾘﾝｷﾞｯﾄ）。
迷いに迷って2人とも3枚ずつ買った。
そして私はインド通りのお店でバッグを買ってしまった。大きいので買い物にピッタリ。
28リンギットという安さ。
その後、歩き疲れたので1階のカフェで休むことにした。
残念ながら期待していたテ・タレはなかったけれど、ミルクティーとホワイトコーヒーを注文。
飲み物はそれぞれ2.3リンギット。どちらもおいしかった！
でも何が“ホワイト”コーヒーなのかわからなかった・・・
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| 正面入口 | 2階から見下ろしたところ | |
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| カード屋さん | 購入したバッグ | |
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| ドリンク（手前がホワイトコーヒー） |
おなかが空いていたらこの中で食事してもよかったけれど、まだそうでもなかったので、歩いて
マスジット・ジャメというモスクへ行くことにした。
街中を歩くのも楽しい。途中の川からの眺めがすばらしかった。
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| 途中の街の風景 | ||
モスクでは入場無料。女性はスカーフをかぶらなくてはいけなくて、入り口横の事務所で
無料で貸してくれた。
男性は長い服を着なければいけないらしい。
前にいた西洋人のカップルはタンクトップに短パンだったので、女性も長い服を着せられていた。
中に入ったと言っても、敷地内に入っただけで、ただ建物の周りを一周歩くだけだった。
外から見えるところでは男性が寝そべっていた（それがお祈りの形らしい）。女性用のお祈りの
場所は矢印があって、中に入るらしい。外から見えるところで祈ってはいけないのかな？
お祈りの場所に入るための“足洗い”もあって、ひとつの小さい池はダビデの星の形だった。
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| 途中で見えてきたマスジャット・ジャメ | 方向表示 | |
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| 入口の注意書き | 上着やスカーフを借りる | |
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| 足洗い場のひとつ | お祈りするところ | |
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| ダビデの星型足洗い場 | 建物への正面入口（だと思う） |
すぐ前はモノレールの駅だったので、移動も楽だ。
ハイティーをしたいね、となって、でもリサーチしていなかったため、どこか一流ホテルに行けば
やっているだろうとガイドブックを広げて、モノレールで行けるところを選んだ。
それはシェラトンだった。
行ったことのない方向で、ツインタワーもまた違う角度から見ることができてわくわくした。
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| 駅の看板 | 駅から見たモスク | |
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| モノレールの中 | ||
シェラトンも駅から近く、ロビーは広くないけれど、上品な感じ。
ラウンジは2階にあるようで、上がってみたけれど、お店の人はこちらをチラチラ見ているのに
来てくれない。
お客さんもほとんどいないし、聞いてみる気にもなれず、ちょっと失望しつつ、さらに「やっぱり
マンダリンはいい」と思いつつ、そのままロビーに戻って、そこにある椅子に座って休んだ。
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| シェラトン・インペリアル | ||
時間は16時で、いよいよおなかが空いてきたので、セントラルマーケットに戻って、さっき
見かけた店に行こうか、などと話しながら、外に出た。
シェラトンの脇の道を入ったところにレストランが並んでいて、どこもオシャレな感じだった。
やっているかわからないけど、のぞいてみようか、と近寄ると、時間は中途半端だけど、
やっているようだ。
その中のマレー料理の店に入った。遅い昼食兼早い夕食だ。
時間がものすごく中途半端なので、お客さんはほかにいなかったけど、壁には有名人らしい
写真もたくさん貼ってあった。
またまたメニューはよくわからなかったけど、マレーシア伝統料理というのを選んだ。
料理は辛かったけれど、おいしかった！
マレー料理はどれもはずれがなくて、2人ともすごく気に入った。
SENJA BISTRO
54, Jalan Doraisamy Asian Heritage Row Kuala Lumpur
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| 店の外観 | 店の中 | |
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| Nasi Lemak | Nasi Beriyni Gam | |
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Nasi Beriyni Gam 17.00 Nasi Lemak 10.00 アイスティー 10.00（1杯5.00） サービス料 3.70 税金 1.85 トータル 42.55 |
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| 食事全体 |
17時20分ごろ店を出て、モノレールで1駅。そこからツインタワーまで歩くことにした。
駅前の交差点では警官が交通整理をしていた。
ちょうど退社時間なのか、まるで台湾のように信号待ちをするバイクが前の方に並んで
いて面白い。
今度も違う角度からツインタワーを見ることができて、大感激！ 途中写真を撮るために
何度も立ち止まりながら、ツインタワーまで約30分。
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| 隣の駅へ | 警官が交通整理 | |
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| ツインタワー | ||
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| ツインタワー入口 | スリアKLCC入口 | |
それからスリアの中のカフェで一休みして、ちょっとお店の中を見て、ホテルへ
戻った。
ホテルでは荷物をピックアップする前にトイレへ行った。これがまたきれい！
そして予定通り、夜7時半に荷物を受け取った。
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| これがトイレ（左が個室の扉） | 洗面台 |
その時に空港までのタクシーを聞いてみたら、やはり150リンギットだと言う。
あるいはお客さんを乗せてホテルにやってくるタクシーを待って、それに乗っていくか、
通りに出て拾うか。
面倒くさくなったので、ホテルでお願いすることに決めた。
車はとても乗り心地がよかった。
運転手さんの教育も行き届いていて、とてもていねいだった。
途中、携帯電話が鳴って、話をしていたので、「これはいただけないな」と思っていたら、
電話を切ったあと、「兄が病気で入院していて、その連絡だったんです。もう電話は来ない
はずです。すみません」とわざわざ謝ってくれた。
これにはビックリ。
結局その後も2回くらい電話が入ったけど、簡単な受け答えだけで、すぐに切っていた。
空港に着いたのは8時45分。
チェックインしてから、最後の買い物をし（結構セールになっていた）、最後にコーヒー
でも、とお財布を見たら、二人とも7リンギットくらいしか残っていなかった。
値段を見るとブレンドコーヒーやレモンティーなら6.9リンギット！ ぎりぎりでお茶することができ、
最後の最後に本当にきれいにお金を使い切った。
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| 空港 | ||
10時20分すぎに搭乗口のところに入り、10時半ごろ搭乗開始。
定時をちょっと過ぎて、11時過ぎに動き始めた。
しばらく音楽を聴いていたけれど、そのまま寝てしまった。機内はちょっと寒かったな。
日本時間の朝5時半の朝食が出た。窓から見える朝焼けがきれいだった。
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| 機内食 | 朝焼け |
ほぼ定刻どおり（6時45分）到着。午後から出社だ・・・
お疲れ様でした〜
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