★2006年8月11日（金）

お盆休みで、空港は混んでいるかもしれないと思って、早めに行ったのに、拍子抜け
するくらいガラガラだった。
今回はインターネットで予約をしたので、席まで全部確定済み。荷物を預けて搭乗券を
受け取ってあっという間に手続きが終わってしまった。
空港のお店をちょっと見て、あとはコーヒーを飲んで時間つぶし。
今回はひとりじゃなくてよかった！　こういう時、ひとりだと持て余してしまうから。
今回の旅の友は、同じく哈林ファンのYさん。
一緒に旅をするのは初めてだったけど、楽しい旅になった。

JALのせいか、乗客はほとんど日本人。私たちは真ん中の3列シートだったけど、隣がいなくて、
2人で3席使えた（あまり意味ないけど）。

ほぼ定刻に離陸。
12時半ごろ出発で食事が出たのは14時近く。

本当にマレーシア行き！		機内食

そして到着前にアイスクリームと飲み物が配られた。
到着は早まるというアナウンスがあったけれど、結局定時の18時半ごろ到着。

空港は広くてきれいなんだけど、何だか人がいっぱい。
と思ったら、どうも出発と到着のゲートが分かれていないらしく、私たちが出てきたのと
同じようなゲートに入っていく人もいる。
これって安全上、大丈夫なのだろうか。
私たちが着いたのは一番奥のゲートだったので、進むうちに、人々とすれ違うだけでなく、
お店がたくさん出現。
そしてどこに入国審査をするところがあるのかわからない。
表示も少なくわかりにくいのだ。

ショップが並ぶロビー		シャトル乗り場発見！

人の流れを見ていると、お店に囲まれた一角にシャトルトレイン乗り場がある。
その手前には今までになく大きく（逆に大きすぎて見過ごしていた）「Immigration」。
なーんだ。

そこからシャトルトレインに乗って、別のターミナルへ移動し、そこにもお店があったけど
もう驚くことなく、やっと入国審査に到着。
ところがこれがものすごく長い列！
同じ頃に到着した飛行機が多いのか、いろいろなパスポートを持った人が並んでいた。

相当待ってやっと入国。もう19時20分だ。
今度は荷物を求めて歩いた。これまたわかりにくい。
その前に両替屋さんがあったので、先に両替しておいた。（1万円＝3090リンギット）

ターンテーブルもたくさんある。
モニターを見ても、JALが載っていないのであせった。ANAはあったんだけど。
それに動いているターンテーブルは多くなかった。
うろうろしていたら、日本人のおばさんが「JALで来たの？　ないわよねえ」と話しかけてきた。
しばらくおばさんとは別々にうろうろしていたのだけど、そのうちまた遭遇。
お互いやっぱり見つからない。
そこへ別の日本人がやってきて、「JALのはもうあそこに下ろされてますよ」
見たらすでにターンテーブルから下ろされて10個くらいのスーツケースが床に並んでいた。
来たのが遅かったのだ。

無事に荷物もとって、やっと外へ。
税関を出るとすぐそこにタクシーチケットのカウンターがある。
カウンターでホテルの名前を言ってお金を払うと、ホテル名まで印刷されたチケットをくれる。
そしてタクシー乗り場に並ぶのだ。
「30分くらい待ちますけど」とチケットカウンターのお姉さんに言われたけど仕方ない。
このときすでに19時45分。
到着から1時間以上かかっている。さらにあと30分待たないとタクシーに乗れないのか・・・

外に出るとタクシーを待つ人もすごい行列だった。
3番出口の外、と言われたけど、最後尾を探して歩いていたら5番出口まで通り過ぎてしまった。
5番出口というのは、タクシーチケットを買って最初に目についた出口だった・・・

列の先頭が見えない！

遅々として進まない列。本当に30分でタクシーに乗れるのか、不安になったけれど、結果的には
35分後にタクシーに乗れた。
タクシーはワゴンタイプで広々して気持ちよかった。
チケットに行き先も書いてあるので、運転手さんと話すこともないし、料金の心配もない。
外国人にはいいシステムだな。

これがタクシー

空港は郊外にあるらしく、なかなか町並みが見えてこなかったが、40分くらい走ったところで
ツインタワーが見えた。
初めて見るツインタワーにマレーシアに来たことを実感させられ、ふたりで見とれていた。

タクシーで通るうちに中華の屋台街を見かけ、さらに中華料理店がいくつか並んでいるのを
見た。
この辺は中国系なのかな、と思っているうちにホテル到着。
すでに夜9時を回っていた・・・遠かったなあ！

1泊目はリッツ･カールトン。
クアラルンプールはホテルがそれほど高くないことがわかり、それならケチらないで、いつもは
泊まれないような最高級ホテルに泊まろう、ということにしたのだ。

ロビーはこじんまりしているけれど、シックで落ち着いた雰囲気。高級感が漂う。
フロントでバウチャーを出すと、すぐに確認してくれ、ルームキー（カード）をくれた。
ディポジットとしてクレジットカードの番号を控えておしまい。
荷物はベルボーイに預けたまま、後で持ってきてくれるという。
宿泊カードに書くこともないまま、フロントの人がエレベーターまで案内してくれた。
エレベーターのボタンの下にカードを差し込むところがあり、そこにルームキーを入れないと
エレベーターは動かない。すごいセキュリティだ。

感じのいいロビー
キー挿入口のあるエレベーター

部屋まで行く途中の部屋から関西弁が聞こえた。日本人が泊まっているのか・・・とちょっと
がっくり（自分たちのことは棚にあげて！）。
私たちは一番奥で、部屋は広いけれど落ち着いていていい感じ。
しばらくするとベルボーイが荷物を持ってきてくれ、まだつけていない明かりをつけてくれた。

やっと落ち着いて、部屋の写真を撮ったり、テレビをつけたりしていたら、またノック。
なんとバトラーのおじさまがオレンジジュースを持ってきてくれた！　（おいしかった！）
そして部屋で宿泊手続きだ。宿泊カードに住所やパスポートナンバーの記入。
さらにおじさまは朝食の場所や、その他、説明してくれた。
ガイドブックに朝食はすべて部屋でとれる、とあったのを思い出したので聞いてみたけれど、
その場合はやっぱり別料金だという。
考えてみたら、高級ホテルのカフェで朝食は、もちろん体験しておかなければ！

部屋の様子

貴重品を部屋の金庫にしまい、簡単に荷物を片付けて、夕食へ。
もう9時半だけど、飛行機で昼過ぎに機内食を食べたきりだった。
疲れていたけれど空腹だ。

さっき見た屋台街も実はそれほど遠くないことがわかり、とりあえず外に出た。
いくつかレストランが見えるものの、なんと横断歩道がなく、絶え間なく通る車を縫って
渡らなければならないらしい。しかも道路は広い。
行きに渡れても、帰りにもまた渡らなければならないわけだ。
それでこちら側の通りをそのまま歩いていってみた。

見つけた1軒めの店はいまひとつ惹かれなかった。あとで見たら私のガイドブックにもYさんの
ガイドブックにも出ている店だったんだけど・・・
しばらく店がなくて、それでも歩きつづけると、“台湾料理”の看板を見つけた。
お客さんも入っているし、雰囲気もよさそうだったので、ここに入ることにした。

蓬莱飯店（Fong Lye Restaurant）
No. 94, Jalan Imbi, 55100 Kuala Lumpur

店の外		店の中
		海老チリ　30.00 青椒牛肉 16.00 酸辣湯　　10.00 ご飯　　　　 4.00（1杯2.00） お茶　　　　 6.00（1人3.00） お手ふき　  1.40（1本0.70） サービス料 6.74 税金　　　　 3.37 トータル　　77.51
ちょっと高かったけど大満足のマレーシア1食目

味もよくて満足したけど、マレーシアにしてはちょっと高かったかもしれない。
お茶は台湾の凍頂烏龍茶で、すごくおいしかった。でもあとでレシートを見たらお茶代もしっかり
代金に入っていた。ついでにおしぼりも。
明記されているからいいんだけど。

ホテルに戻る途中にコンビニに寄ってみた。
これといって目新しいものはなく、お菓子も見たことのあるようなものが多く、結局何も買わずに
ホテルに帰った。

今日は移動だけだったはずなのに長かった。
広いお風呂にゆっくり入って、おやすみなさい。

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