朝は8時すぎに起きて、身支度して朝食へ。1階のコーヒーショップでバイキング。
でもとっても混んでいて席を見つけるのが大変だった。大半は西洋人だ。
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| 今日の朝食 |
朝食後、いったん部屋に戻って、10時すぎに出かけることにした。
今日は、西単へ行って、昨日買えなかったものを探すのが第一だ。
まず、音像大世界へ向かった。以前来た時に泊まったホテルの隣にあるCDショップだ。
並びの店がほとんど閉店している。おしゃれっぽかった"日本式美容院"も。でもここは
近くに移転したという張り紙があった。
音像大世界ではほしかったものが見つからず、たまたま見たオムニバスのDVDを買って
みた。
それから北京図書大厦へ行った。
ものすごい人だ。レジも行列している。ここで買うのはいやだなあ、と思いつつ、3階の
CD&DVD売り場へ。
探している間に買う予定のなかったものが目に付いたりしたが、最終的にほしかったのも
見つかったので、3枚購入。
レジは行列していたので、100元を超えたけど現金で払った。
それからもうひとつ、携帯を買おうかずっと迷っていたのだけど、北京在住の友人（前回も
会ったMちゃん）が「携帯を買うなら西単商場がいい」と言っていたので、西単をうろうろ。
とりあえずICテレカを買って電話をかけることにしたけれど、公衆電話を見つけるのも
むずかしく、見つけてもカードと会社が違っていて、かからないこともあって面倒くさい。
そしてやっとMちゃんに電話することができた。
「西単にいる」と言ったら「天津じゃないの！？ 西単ということは携帯買うの！？」と
言われた。
今日は天津に行くかもしれないと言ってあったのだ。
その後、中国人の彼に電話を変わり、その彼が携帯を買うのにお勧めの店を教えてくれた。
「西単商場の5階にある北斗手機網というところがいい。あそこは安いし、ものも確か。
西単にはたくさん小さい店が携帯を売っているけれど、そういう店で買うのは危険」と教えて
くれた。
そしてまたMちゃんに変わって、話していたら、またまた彼に変わって「店に行ったらパソコンが
あって、そこでものを選べるから、店員と話す前に、パソコンで調べて、いいと思ったのを言った
ほうがいい。値段もちゃんと書かれているから」と教えてくれた。
私がいる場所から西単商場、さらに中に入ってからその店までの行き方まで教えてくれた。
親切な人だ。
でもこうなったら買わないわけにはいかない。
というわけで西単商場を目指した。西単の交差点から結構北上した。
普通の売り場は4階までだったのでちょっと大変。ナイキやアディダスを売っているところの5階、
と言っていたが4階はユニクロだった。
そこから上に行く道を見つけるのに手間取ってしまったけど、ユニクロの中にエスカレーターが
あった。
店に着くと、本当に店の真ん中にパソコンが置いてあって、店のHPが出ていてメーカー別などで
検索できる。
Mちゃんの彼が言うには中国のメーカーはダメ、海外メーカーのものを選ぶように、とアドバイス
された。話すだけでいいなら700元前後のものでも問題はないそうだ。
普通は安いので1500元、メインは2000元前後、新商品は3000元を越えている。
ちなみに1元＝15円として、1500元ということは22500円！
私はとりあえず1000元以下で探して、結局ノキアの799元のに決めた。
一番安いのは699元だったけど、ディスプレイが白黒だったので、ちょっと寂しいかな、と思い、
もう一ランク上のにしたのだ。
日本円にして約12000円だ。
お店の人に言うと、電池の持ちもいいそうだ。色はシルバーと黒があり、HPで見たのはシルバー
だったのだけど、在庫は黒しかないと言われた。ちょっと考えて、黒を買うことにした。
店員さんが伝票を書いてくれ、レジに行って会計をする。
カードで、というと、100元につき1元の手数料を取るそうだ。手数料は現金じゃないといけない。
ということで、奥にある別のカウンターで手数料8元を払ってレジへ戻ったが、私のカードを見て、
外国のカードなので手数料は4倍になると言う。そうすると32元、ちょっと高い。
そこで手持ちのお金から300元を現金で払って残りをカードで払うことにした。24元の節約！
そして手数料の差額を渡してOK。
さっきCDを現金で買わなければあと100元あったのだけど・・・
無事に会計を済ませて、品物のカウンターに戻ると、すでに用意して待っていてくれて、いろいろ
説明してくれた。
その途中で、レジのおばさんが上司から待ったがかかった、と言いにきた。外国のカードだから
警戒しているらしい。
上司の人が来て、ちょっとカードを貸して、と持っていった。
その間にも担当の人は淡々と電話機の説明をしてくれるけど、外観やボタンなどひとつひとつ確認
してチェックシートに記入している。しっかりしている店だと思った。
電話機を見に来ている客の中国人もなぜだか寄ってきて、「この電話カッコいいな」とか言いながら
手に持ったりしてる。
「それは私のだよー。私だってまだ触ってないんだよー」と心の中で思っていたら、店員さんが
「これはすでにほかのお客様がお買い上げになったものですから」と言ってくれて、ホッとした。
でもそれにつづいて、「持ってみるだけならいいですよ。操作はしないでください」って。
ほかの客は「いくら？」とか「色は？」とか聞いている。
「色は2色ですが、この機種はこれで在庫は終わりです。次は来週にならないと入ってきません」と
言っていた。ラッキー！
ひととおり説明も終わって、ずいぶんたってからやっと上司の人が戻ってきて「大丈夫だったわ。
この会社に電話して聞いたの」とカードの裏面を指していた。国際電話をかけて確認していたのか。
VISAを使うのにこんなに苦労するとは、北京（中国）はやっぱりまだまだか。
SIMカードを買わなければ電話番号はまだない状態。60元くらいと言われたけど、さっき有り金払って
しまったのでまずはお金をおろしにいかないと。
一番の繁華街、西単なのに、ATMなかなか見つからず、見つかったと思っても国際カードはダメで
ずいぶん歩いてやっとお金をおろして、また店に戻って59元でSIMカードをゲット。
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| 購入した電話 | SIMカード |
もうすぐ3時。おなかがすいたので、時代広場へ戻って地下にある店でサンドイッチと鴛鴦茶で
遅ーいランチにした。
ここは、中国映画『不見不散』のスタッフやキャストが共同出資して作ったお店で、王府井にも店が
あるらしい。
『不見不散』は天津にいるころにVCDで見て、すごく気に入った映画だった。
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| 店の入り口 | やっとありついた昼食 |
食事しながら説明書を読んでみた。
SIMカードを入れても、電話料金のチャージがされていなければ電話はかけられない。
次はチャージ用のカードを買わなくては。
時代広場の地下には映画館（シネコン？）がすごいことになっていた。「如果愛」と「無極」を
やっていたけど、何しろぎっしりの行列。「無極」なんて70元もするのに！
これには本当に驚いた。
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| 映画館の前（左にも列が・・・） |
とりあえずホテルに戻ろうと駅に行くと、西単の切符売り場もすごい行列。ホテルのある駅とは
線が違うので、どっちにしても次の駅で乗り換えなければいけないし、それなら、ここから乗るのは
やめて、同じ線の駅まで行っちゃおう、と宣武門駅まで歩くことにした。
途中で見つけた報刊亭（ニューススタンド）で携帯用のテレカを買った。
30元のカードにした。
ホテルに戻ってから、さっそく電話でテレカの登録（書いてある電話番号に電話して、自分の電話
番号とカードの番号を打ち込む）をして、ついに使えるようになったので、Mちゃんに電話した。
「買ったんやね！」とMちゃんも喜んでくれた。
ひとしきり話して、明日会えたら会おうということになった。
休憩がてらパソコンをつなごうと思ったけれど、LANはアクティブにピコピコと緑のランプは点滅している
のに、ホテル内のアクセスサイトにつながらない。昨日も苦労したんだけど。
このまま今日はつながらないかも・・・と心配になった。今のところはあきらめよう。
そして昨日みたいにならないように、ホテルの横のパン屋さんでパンを買い、インスタントコーヒーも
買って万全。
何しろ昼食が3時過ぎだったので、中途半端このうえない。
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| パン屋さん |
夜7時に部屋を出て、7時25分には席に着いた。
今日の席は1階だけど後ろから2列目。位置は真ん中！
昨日とはやっぱり違う角度で見ることができてよかった。
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| 出演者のリスト | 開演前に席から |
始まる直前、陸毅（中国の俳優。今回のミュージカルでもダブルキャストでキャスティングされている）が
入ってきたのが見えた。前から5番めくらいの真ん中にすわっていた。やっぱり一般人とは違う。
哈林も見にきてるかも、と思ったけどわからなかった。
昨日より盛り上がった。客層が違うのかな？
高虎にとっては今日が千秋楽だったので、最後はやり遂げた！ という感じでうれしそうだった。
昨日も泣いたけど、今日も涙が止まらなかった。
そして部屋に帰ってからパンとコーヒーの夕食。わびしい・・・
いよいよ明日は哈林の舞台だ！
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