ホノルルへの旅  (4日目)
★2005年2月8日(火)〜9日(水)

昨夜はさっさと寝た。時差ぼけや疲れもあって、すぐに寝られてよかった。
そしてちゃんとアラームで目を覚ました。モーニング・コールは最近ではどこも自動
セットのコールなのに久しぶりにフロントの人の生のコールでちょっとうれしかった。

身支度を整えて、荷物も全部作って、まだ時間もあったので、昨日買っておいた
朝食を食べることにした。早い朝食だ。スパムむすびのご飯はちょっとやわらかめ、
でもソーセージみたいの(これをスパムと呼ぶのね!)が乗っていてもおいしかった。
ジュースもおいしかった。ハウピアは一度体験済みだったので、おととい食べたものの
ヨーグルト風味だった。もちろんおいしかった。3つまとめて写真撮ればよかった・・・
ちなみ値段はスパムむすび=1.59ドル、ジュース=0.69ドル、ヨーグルト=0.99ドル。

食べてみたかったスパムむすび 酸味と甘みがほどよく、おいしかった
スパムむすび ストロベリー&グアバ・ネクター
ハウピア・ファンになりそう!
ハウピアのヨーグルト

事前に調べておいたバスの時間は6時05分すぎ。チェックアウトの時に何があるか
わからないし、5時45分、早めに部屋を出ることにした。とはいえ、チェックアウトも
スムーズで、5時55分にはバス停に到着。外はまだ暗いけど、バスに乗る人はいるし、
この時間でもほかの路線のバスが次々やってくる。
バスを待っている間、かなり寒くなり、カーディガンも着ていたというのに、さらに日本で
着るつもりで圧縮してしまってあったセーターを出して着てしまった。

バスは6時10分すぎに来た。予定通り、パスを見せてそのまま乗れた。節約節約。
空港到着は7時すぎの予定だったので、時計をチェックしつつ、時々うとうとした。
何しろ外は暗いので、そこがドキドキ。昨日経験済みだけど、7時ちょっと前から
だんだん明るくなってきた。

ボーっとしていたら、バスはどこかの建物みたいなところに入っていった。外を見ると
“CHECK-IN”と書いてある看板が見えた。乗客も何人も降りていく。はっとして、
通路をはさんで隣にいたおじさんに「ここは空港ですか!?」と聞いたら、「そうだよ。
早く降りなさい!」と言ってくれた。お礼もそこそこにバスを飛び降りた。
この時7時ちょうどくらいだったので、予定より早く着いたのかもしれない。

降りたところに見えたのは「ALOHA AIR」の看板。これは島内線だ・・・しばらく歩いた
けど国際線はここではないらしい。
ポーターのおじさんがいたので、国際線はどこだか聞いたら、「ここをずっとまっすぐ
行った先のほうだよ」と教えてくれた。
右に建物、左に道路、という空港独特の通路をずっと歩いた。結局となりのビルなのか。
10分近く歩いて、やっと「JAL」の看板を見つけた。それから看板を見ながら前へ
進んだけれど、「CHINA AIR」が見つからない。一番はずれまで来て、見当たらなかった
ので、あせった。さすがハワイと思ったのが、日本人観光客のために、各旅行会社が
外に小さいカウンターを出してサービスにあたっている。そこで、そのひとつに行って、
「チャイナ・エアはどこですか」と聞いたら、「この先のロビー」と言われてしまった。まだ
先があったのか・・・
バスを降りてから1キロくらい歩いたかも!? 本当の一番はずれにやっとチャイナ・
エアの文字を見つけた。

ホノルル空港のチェックインカウンターは長いカウンターではなく、ひとつずつのボックス
みたいになっていて、並びにくいしわかりにくい。しかも荷物を預ける人は自分でX線の
ところに持っていかなくてはいけないらしく、チェックインして、バゲージ・クレーム用の
札を貼ってもらってから、また荷物を持って移動させられていた。
乗客にやさしくない空港だと思った。
私は小さいトラベルバッグひとつだったので、預けるものもなくチェックインのあとは
すぐに中に入った。
ボディチェックでは靴も脱がさせられた。以前、ソウルでも確か靴を脱がなくては
いけなかったけど、ソウルでは靴を置くトレイと荷物は別だった。でもホノルルでは
同じトレイ。こんなにどこでも靴はいて歩く人たちなのに荷物と一緒でいいの!? 
ちょっとビックリ。

中には免税店とフードコート。これまた観光客が多いところのわりにはちょっと貧弱な
気もした。

チャイナ・エアのゲートは31番。表示にしたがって歩いていくと、これまた延々と続く
通路。外に出て一番奥だった。ここでも1キロぐらい歩いたかも。まさか空港でこんなに
歩かされるとは。

やっとゲートの番号にたどり着いたが、まだ中に入れてくれないらしい。みんな
ガラス戸の外で待っていた。天気が悪かったらさんざんだったかもしれない。とことん
乗客にやさしくない空港だ〜。
アナウンスがあって、やっとドアが開いて、一人ずつパスポートをチェックして建物の
中へ。ここが待合室だった。

フライトは8時55分の予定だったのに、搭乗開始が9時・・・
席を見つけてすわったら、一人の人が「この席なんですけど」と言ってきた。搭乗券を
比べたらまったく同じ席の番号が書いてある! 私の方はすでにすわっていたし、
その人がスチュワーデスさんのところに言いに行って、ずいぶん待たされた結果、
空いている席にすわらされていた。
あの人がビジネスにすわったら、ちょっとうらやましいなあ、と思ったけど、エコノミーの
まま。そして私の隣は空席だったのでラッキーだった。

実はこの日は旧暦の大晦日、そして日本に着くのは旧暦の元日となる。飛行機の
中は“新年歌”のインストゥルメンタルがかかり、大きめのスクリーンの横には“春”と
“福”の文字が貼られていた。
また、今回はパーソナル・モニター付の座席だったのだが、モニターにはお正月の
言葉やイラストが映されていた。さらに、機内放送でも、北京語と台湾語の時には、
冒頭に「新年快楽」と言っていた。
でも、近くにいた若い日本人の女の子はそんなことは知らないので「まだお正月の
飾りがついてるよー」と笑っていた。10年前の私なら同じように感じただろうな・・・

“福”と“春”を見てうれしい気分 モニターも新年仕様
今年は酉年 本当は「吉祥如意」
新年快楽!!

この飛行機は最新機材らしく、パーソナル・モニターに入っている映画も種類が多いし、
音楽も何人もの歌手の歌がアルバムごと入っていた。持っていないアルバムを
試聴してみよう、とあれこれ聞いてみた。映画もちょっと見て面白くなかったらほかのに
変えればいいし、なかなか快適だった。

離陸は9時40分、食事はハワイ時間の11時過ぎに出て、その後、日本時間の11時過ぎに
もう一度。さあ、もう時差で頭がぐちゃぐちゃ。何時間の差で食事しているかわからない。

中華航空の機内食といってもアメリカから積んでいるので・・・ 食事もこれで最後
ビーフのディッシュ チキンのディッシュ

12時55分に着陸、手続きもスムーズで13時40分にはリムジンバスに乗った。早めに
帰れて少しは楽かな。でも長いフライトは疲れるなあ。
とはいえ、初めてのハワイは予想以上に楽しく、食わず嫌いだったことが判明。
初めてアメリカに行った時と同じようにわくわくしながら過ごすことができた。
そして3日間つきあってくれたP子にも改めて感謝!

今日の万歩計: 6645歩


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