またまた時差ぼけだ・・・
昨日もシャワーを浴びてすぐ、21時半ごろには寝てしまった。何と健康的！
ところが、またまた夜中の2時半ごろ目が覚めてしまって眠れなかった。
朝は6時に起きるつもりだったので、昨日のように5時過ぎに寝るわけにもいかない。
結局、眠れないままアラームを聞く羽目になってしまった。
アラームが鳴ってから身支度を始めた。6時だと外はまだ暗く、ちょっと不安だった
けれど、ここで出かけなくては後悔するかも（大げさ！）と思って、6時半ごろ外出。
なぜこんなに早起きして出かけたかというと、すごく人気がある、行列が絶えない
朝食の店があると聞いたので、ぜひ行ってみたかったのだ。
P子から2番か13番のバス、と聞いていたが、バス停に着くとすぐに2番のバスが
やってきた。10分くらいで目的地に到着。外が暗いから通りがわからなかったら
どうしようかと思ったけどだんだん空も白くなってきて、ちゃんと目的地（ファースト
フードのジャック・イン・ザ・ボックス前）で降りることができた。
そこから横断歩道を渡った正面に目的の店“エッグスン・シングス”があった。
思ったより小さかった。
お店はまだ半分くらいしかお客さんがいなかったけれど、1人と言うと、カウンターでも
いいか聞かれた。
考えてみたら、まだ外は暗いのに店の半分に客が入って朝食を食べている、という
のはやっぱりすごいことだ。
“Early Raiser Spcecial”（早起きさんのためのスペシャル）は3.75ドル。パンケーキ
3枚、タマゴ2個。タマゴはどんな焼き方もしてくれる。日本語メニューもあるので、
タマゴの焼き方も心配なく選べる。
パンケーキは昨日のバイキングのパンケーキと違って、ふわふわでとても
おいしかった。タマゴはスクランブルエッグにしてもらった。
でも、パンケーキにメイプルシロップをかけるときに、出すぎちゃってテーブルにまで
あふれてしまって、ちょっと失敗。おいしい朝食だったけど、ちょっぴりブルーに
なった。
※EGGS'N THINGS
1911-B KALAKAUA AVENUE
 |
 |
|
| エッグスン・シングス | パンケーキ＆タマゴ |
7時過ぎると店はすでにほぼ満席。おなかいっぱいになった私は7時10分すぎに
店を出て歩いて帰ることにした。
早朝のワイキキはまだ人も多くなく、店もどこも閉まっていて静かだったけれど、
散歩するのにはいいかもしれない。
ガイドブックにはDFSから徒歩10分とあったけれど、私の足では20分かかった。
そこからさらに20分かかってホテルに戻った。
ホテルでちょっと休憩、のつもりが、やっぱりうとうとしてしまって、目が覚めたら9時。
一瞬、寝坊したかと思ってあせった！
10時過ぎにホテルを出て、ワイキキを散策。今日はホエール・ウォッチング。迎えの
バスはハイアット・リージェンシーの山側の入口前に来るということで、実はこれは
ハナホテルの斜め前だから、11時まで寝ていてもよかったかも！
11時に集合場所に到着すると大勢の人がいた。いろいろなツアーの集合場所に
なっているようだ。果たしてこの中からどうやってホーエル・ウォッチングとわかるのか、
とやや不安になった。日本人だけでなく白人も結構いた。
11時5分ごろ、“CHARTER”と表示してあるバスが来た。集合場所よりちょっとだけ
離れていたけれど、窓のところに“ATLANTIS CRUISE”というプレートを出したのが
見えたので行ってみた。やっぱりこのバスだ。よかったー。
係りの人がいて、名簿をチェックして乗せてくれた。
当初の予定ではいくつかホテルを回るはずだったのに、なぜかハイアット・
リージェンシーから埠頭へ直行だった。バスに乗ったのは30人くらい。7割が日本人、
っていうところ。オプショナルツアーで申し込んだらしい人は、バスに乗るところまで
係りの人が連れてきてくれて、あとは自力みたい。
予定通り11時15分に出発した。
バスで案内してくれた人は英語も日本語もできるので、両方でクルーズや帰りの
バスの説明をしてくれた。
埠頭に行く途中、朝食を食べたエッグスン・シングスの前を通ったけど、昼も行列が
できていた！ 早く行ってよかった！
11時35分ごろ、埠頭に到着。まだお金を払っていない私は、カウンターで支払い。
料金は税込み56.26ドル。
乗船券はパウチされた立派なものだったけど、乗船するときに回収して、手元には
何も残らなかった。
乗船前にはグループごとにクジラの大きなイラストの前で記念写真を撮ってくれる。
これはあとからほしい人は買うわけだけど、買う気もないので、最初から断って、
写真を撮らずに船に乗った。でも、写真を撮ってもらっている人たちは楽しそうだった！
中は1階と2階がダイニングルームで3階は展望デッキ。ただ3階は20人くらいしか
行けないらしい。
私は1階のダイニングルームで窓側の席にすわった。窓側のテーブルは6人がけ。
外を見ていると次々とバスが着いて、果てることなく客が乗ってくる感じ。間もなく、
2人連れと3人連れの日本人が同じテーブルにすわった。
ウェイトレスさんが飲み物のオーダーに回ってくる。ソーダ類、アイスティーは無料、
その他はその場でお金を払って持ってきてもらう。
全員が乗り終わると、救命道具などを含めて、船の説明。そしてクジラの生態に
ついても説明があった。
 |
| ナバテック1号 |
料理は数は多くなく、また狭いので、スタッフがテーブルごとに指示して、順番に
食事を取りに行った。
窓側のテーブルからだったのでラッキーにも早く食べ物を持ってくることができた。
料理はどれもおいしかった。写真を撮り忘れちゃったのが失敗だけど、サラダ、
マヒマヒ、チキンソテー、マッシュポテト、など。
20分ほどで食べ終えて、デッキに出た。すでに外に出ている人はいて、一番前は
取れなかったけれど、左側の海が見える位置をキープ。
 |
| デッキに出ている人たち |
海がすごくきれいだった。真っ青で吸い込まれそうなくらい。ダイヤモンドヘッドも
今日は海から見たわけだけど、きれいにそびえたっていた。あそこに登ったと思うと
また気分が違う。
船の進行方向を12時に見立てて、何時の方向に潮吹きが見えた、とか、クジラが
見えた、とか放送してくれる。英語のあと、日本語通訳も入る。とはいえ、放送を聞いて
からでは遅い。それ以外にも、周りの人たちが見つけるたびに、「あ！」と指差すので、
きょろきょろと落ち着く暇はない。
私は潮吹きは何度も見ることができたけれど、クジラ本体の姿をなかなか見ることが
できなくてちょっとやきもきした。
そのうちに姿が見えた。やった、やった！ でも、期待していたような「クジラだ〜！」と
いう姿ではなかった。見えてからシャッターを押しても遅いので、見えそうなところに
向けて適当にシャッターを押した。10倍ズームのカメラを持っていった甲斐があって、
何とか姿をとらえることができた。
 |
 |
|
| ダイヤモンドヘッド | 真っ青な海！ | |
 |
 |
|
| 潮吹き！ | クジラの映像ゲット！ |
クジラが見えそうな沖合いでしばらく停泊していたけれど、そのうちに船は引き返した。
ダイヤモンドヘッドをバックに写真を撮ってもらったり、ワイキキをバックに走るヨットの
写真を撮ったり、のんびりと風に吹かれていたら、突然後ろにいたアメリカ人が
「クジラだ！」と声を上げた。「あのヨットの向こうに見えたよ！」と連れに言っている。
えー、と驚いてそちらの方向を見たら本当にクジラがいた。しかもさっきよりもはっきりと、
クジラの尾の形が見えた。まるで船の後をついてきて、バイバイしてくれたみたい。
声をあげたアメリカ人も「すごい演出だなあ」と感激していた。（もちろん演出なんか
ではない！）ますます満足した。
ほかにもっと安いクルーズもあったけれど、これを選んだのはクジラ遭遇率が8割以上
と高かったことがある。もしクジラに遭えなくても、再乗船できるチケットをくれるらしい。
もっとも私のような短期滞在者にはチャンスないけど。
 |
 |
||
| この直後、このヨットの向こうにクジラ出現 | |||
 |
 |
||
| 船が出すしぶきを真上から | 埠頭はアロハタワーの横 | ||
そのうちに今日のクジラの写真を販売します、という放送が流れた。スタッフがものすごい
望遠カメラを持って一番前に陣取っていたのを見ていたので、どうするのか気になって
いたところだった。
写真を見たらやっぱりとってもよかったので、ちょっと高いけど買うことにした。
2種類あって、1枚20ドル、2枚なら30ドル。2枚買ってしまった。日付も船の名前も入って
いていい記念になる。
船の上で申し込んでお金を払い、船を下りたところで受け取る。
※袋などはないので、バッグが小さいとむき出しで持ち歩くことになる。私は幸い、
携帯用ショッピングバッグを持っていたからよかった。
 |
| 写真その1 色々なカットで |
 |
| 写真その2 ハイライト画像 |
14時半に船を降り、帰りのチャーターバスはキャンセル（申告不要）して、路線バスで
ダウンタウンに行くことにした。
バス停にたどり着くまでちょっと大変だったけど、何とか見つけてバスに乗り、まずは
チャイナタウンへ。
この間連れて行ってもらったマウナケア・マーケット・プレイスに行って、珍珠[女乃]
茶（日本ではブラック・パール・ミルクティーって言うんだっけ？）を飲んで休憩した。
珍珠[女乃]茶は2ドル。作り方を見ていたら台湾とは全然違っていたしシェイクも
していなかったけど、ミルクティーの濃さや珍珠のゆで具合など、味はよかった。
周りから聞こえてくる言葉は広東語だったけれど、書いてあるローマ字名の名前は
どうもベトナム語らしい・・・不思議な空間だ。
 |
 |
|
| マウナケア・マーケットで休憩 | 台湾でお馴染み珍珠[女乃]茶 | |
 |
 |
|
| 天津と名のつくベトナム料理店 | これは美容院 |
あとは有名なカメハメハ王の像とイオラニ宮殿を見ておこう、とまたバスに乗った。
カメハメハ大王は金ピカに輝いていたけど、日本人が2人くらい写真を撮っているだけ。
その向かいにイオラニ宮殿がある。私が行った時は内部見学ができなかったので、
庭をちょっと歩いて宮殿の外観の写真だけ撮ってきた。
今日はそれほど移動もしていないのに、結構疲れてしまったので、ワイキキに戻る
ことにして、バスに乗った。
 |
 |
|
| カメハメハ大王像 | イオラニ宮殿 | |
 |
||
| カワイアハオ教会 |
ワイキキに戻ってからP子に電話をしたら、仕事でワードセンターの方に行っていると
言う。
戻れるのは18時を回ってから、ということだったので、シェラトン・モアナ・サーフ
ライダーにあるホノルル・コーヒー・カンパニーで待ち合わせをすることにした。
私は買い足りないおみやげをちょっと見て、またインターネットカフェに行って、そして
ホノルル・コーヒー・カンパニーでP子を待った。
18時半を回ると風が冷たくなってきて、窓が開いていたせいもあるけれど、どんどん
冷えて来た。飲み物も着いた時が暑かったからアイスを頼んでいたので余計に冷える
気がした。（アイスカフェラテSサイズ＝2.90ドル）
 |
 |
|
| ホノルル・コーヒー・カンパニー | ||
P子が来たのは19時すぎ。ハワイ最後の夜、「これだけは食べておいてほしい」という
店に連れて行って、と頼んだところ、P子が選んだのは“ヤミーズ”という韓国料理の
お店。あちこちに支店があり、この昨日、おとといも見かけるたびに「ほら、ヤミーズ！」
と教えてくれていた、P子大のお気に入りの店。
ワイキキだとインターナショナル・マーケット・プレースのフードコートに入っていると
いうことで、さっそく行くことにした。
ショッピングセンターの地下とはまたちょっと違う雰囲気のフードコートだった。
メインの料理を1つ選んで、10種類以上あるサイドメニューをまた選ぶ。レギュラーの
大きさなら4種類、ミニサイズなら2種類のサイドメニューが選べる。そういえば、韓国
料理屋に行くと黙っていても前菜が出てくるけど、その感覚かな。私はメインにカルビ、
サイドにワカメ、豆腐、マカロニサラダ、野菜炒めなどを選んでみた。カルビは骨付き
だった！
P子はミニサイズのフィッシュ・ジャンのプレート。これは天ぷらともフリッターとも違う
揚げ物で、ひとくち食べさせてもらったけど、おいしかった。天津の韓国料理店で
韓国人が食べさせてくれた“韓国の天ぷら”、この味だったかな？ 忘れてしまった。
値段は2人分飲み物も合わせて税込み15.95ドル。1つずつの値段がわからないな・・・
レギュラーサイズで8ドル弱と思われる。
 |
 |
|
| ヤミーズ・コリアン・レストラン | カルビのプレート | |
 |
||
| フィッシュ・ジャンのプレート |
食べている間に、ステージでフラダンスショーが始まった。道理でみんなが「イス
空いてる？」と向こうへ持っていったわけだ。白人は本当にこういうのが大好き！
タダで盛り上がれるのだから当たり前かな。
フラダンスとは言っても、私たちがイメージするのとは違って“メンズ・フラ”はもの
すごく力強い。女性が出てきてソフトに踊るものもあるけれど、それもちょっと違う
感じのダンス（タヒチアン・ダンス？）だった。
途中でトークもまじえて（自己紹介など）、客席から客をステージにあげて一緒に
やったり、爆笑場面もたくさんあった。ステージ監督だという人は日本語もうまくて、
日本人がステージに上げられてもじもじしていたら、日本語で指導していた！
これには驚いたし、本当に面白かった。
これは週に3回くらいやっているショーらしい。P子もたまたま食べ物を買いに来た時に
やっていればちらっと見るけど、こんなに全部見たのは初めてだと言って、喜んでいた。
高いオプショナル代を払わなくても、こんなに楽しめるのだ。
 |
 |
|
| メンズ・フラ・ダンス | 優雅な女性のダンス | |
 |
 |
|
| タヒチアン・ダンス | 観客も大勢！ |
食後はワイキキの散策。
ずっと早寝だったので、ほとんどワイキキの夜を味わっていなかった。
夜は11時ごろまでずっとにぎやからしい。本当にすごい人出だった。最後にABCストアに
寄って、明日の朝ごはんを調達。早朝出発というせいもあるけれど、ハワイ名物の
“スパムむすび”を食べてみたかったのだ。そのほか、ヨーグルトとジュースを推薦して
もらって、ハワイっぽい朝食選びも終了。
ホテルまで来てくれたので、ちょっと部屋を見てもらった。小さなホテルの激安な部屋・・・
どんなにひどいところに、と思っていたかもしれないけれど、実際は居心地よさそうで
これにも驚いていた。私も今度もまたここに泊まりたいと思った。
そしてホテルのロビーでお別れ。「3日間ありがとう！ 久しぶりに会えてうれしかったし、
楽しかった」
それからシャワーを浴びて、荷造りをして、休むことにした。アラームは4時50分にセット。
念のため、モーニングコールも5時にお願いした。昨夜ほとんど眠れなかったというのに
時計を見ると23時20分。明日起きれなかったら大変！ 早く寝なくっちゃ。
今日の万歩計： 20126歩 （それにしても毎日よく歩くな・・・）
友人のブログもどうぞ。
『プーコのハワイ生活』＝2月7日“友人の最終日はホエール・ウォッチング！”
| 『ホノルル』 | トップ / 1日目 / 2日目 / 3日目 / |
| 4日目 / オマケ | |
| 『旅ゆけば・・・』 | |
| Hawmay's Room |