ハワイへ行くのも、チャイナ・エアライン（中華航空）。安かったからなのだけど、
私はチャイナ・エアラインが好きなのでうれしい。この飛行機に乗って台北じゃない
ところに行くなんて、ちょっと変な感じだ。
機内はほぼ満席で、20:00に離陸。エコノミークラスなのにスリッパのサービスが
あってうれしかった。
機内放送は、北京語、英語、日本語、台湾語、の順。もうじきお正月というのに、
特に何かあるわけではなく、ちょっと寂しかった。
機内食は2回。1回目は21:15ごろ配り始めたけど、私のところに来たのは21:40くらい。
台湾人のフライト・アテンダントは私には中国語で聞いてきた（隣の人には英語）。
台湾人に見えたのかなあ？
やっぱり機内食、おいしい〜。
食事の途中で映画が始まり、終わってからしばらくして23:50過ぎ、2回目の機内食。
これは朝食、という位置づけかな。でもまだおなか空いてない・・・
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| 機内食1回目 シーフードカレー | 機内食2回目 ツナのクロワッサンサンド |
〜〜日本とハワイの時差は19時間〜〜
朝6:50、ついにホノルルの着陸。初めてのハワイだー。
飛行機を降りて、道なりに進んでいくと、いったん外へ出た。そこでバスを待ち、
順番に乗って、ターミナルに向かう。ターミナルではイミグレーションがあり、
並んで待った。
係りの人は「すみません」という日本語だけ使えるらしく、列が空いたり、アメリカ
人の入国が終わると、「すみませーん」と言いながら、手招きする。みんながみんな
「すみませーん」と言うのがおかしかった。
入国審査では、訪問の目的や同行者などを聞かれ、そして噂の指紋採取＆写真。
左の人差し指、右の人差し指、写真、の順。
その後、私は預けた荷物がないので、バゲージ・クレームは素通りし、税関で
申告書を渡して外へ。表示に従って右側に出て、通りを渡って、きょろきょろすると
“AIRPORT EXPESS”と柱に書いてあるのが見つかったので、そこで待った。
すでに何人かの人がいた。
すると向こうから大柄な男の人が「すみませーん、Shuttle bus?」と言いながら
歩いてきた。そして手招きされるまま、ついていくと、車体に“EXPRESS”の文字が
入ったバンが止まっていた。
11人乗せて、バンは出発。これが7:50ごろ。
私が泊まるホテルはワイキキ・ハナ・ホテルという小さな安ホテル。ハイアット・
リージェンシーの真裏になるので、ハイアット・リージェンシーで降ろしてもらった。
すると一緒に乗っていた日本人が運転手さんにつたない英語で、「実は私が
泊まるのはハナ・ホテルというところなんですが、どこにありますか」と聞いていた。
私は車が通った時に、ホテルをすでに確認していたので、「私もそこに泊まるんです。
さっき通ったから場所もわかりますよ」と声をかけて2人でホテルに向かった。
その人もネットで探したそうで、「安いですよねー」と話が合った。
実は私は1泊3400円だった。これは3連泊キャンペーンというもので、3連泊が
条件。さらに、タオル交換やベッドメイキングのサービスはなし。でも3泊なら
問題ないし、逆に留守中にメイドさんが部屋に入ってくることがないのがちょっと
うれしい。
※WAIKIKI HANA HOTEL
2424 KOA AVENUE
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| ワイキキ・ハナ・ホテル |
着いてすぐにチェックイン。その時に金庫を使うか聞かれた。 セーフティ・ボックスは
フロントにはなく、部屋に金庫があるそうだ。これは1日1.5ドルでカギを借りる。
精算はチェックアウトの時なのだけど、チェックインの時に保証金を払わなければ
ならない（クレジットカードでOK）。もちろんカギを返せば保証金は戻ってくる。
チェックインしたものの、まだ8:15で、当然部屋の準備はできていない。そこで荷物を
預かってもらって、町に出ることにした。
まずは朝ごはん。まったく見当がつかないので、ガイドブックに載っていたビーチが
見えるカフェに行くことにした。
よく見るとそれはアウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチ・ホテルの1階にあるお店で
Duke's Canoe Club。
店内は広く、ビーチが見える席に案内された。
食事はバイキングスタイル。飲み物のオーダーだけ、お店の人が取りに来る。
ホテルの中のお店だけあって、味はよかった。その場で焼いてくれるオムレツ（具は
自分で指定できる）も格別！
外が明るすぎるせいか、店内は暗くて、イマイチいい写真が撮れなかった・・・
バイキングは12.95ドル。これにサービス料と税金がプラスされる。
※DUKE'S CANOE CLUB
＠OUTRIGGER WAIKIKI ON THE BEACH
2335 KALAKAUA AVENUE
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| ホテルロビーから続く入口 | ビーチ側 |
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| オムレツ最高！ | 食後はフルーツ |
ビーチを見ながら、ハワイの風に吹かれて朝食をとって、いきなりハワイ気分だ。
食後はそのままビーチに下りてみた。これがワイキキのビーチかぁ！
ココナッツの甘い香りはサン・オイルのにおいかな。
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| ワイキキのビーチ | ビーチにあった公衆電話 |
それから表通りに戻って、電話を探した。ところが公衆電話がない！
こんなことなら、さっきビーチにあった電話で電話すればよかった・・・と思っても
もう遅い。
やっと道端に見つけて、友人に電話した。
「本当に来たね！」と喜んでくれた。私はこの後、ダイヤモンド･ヘッドに行く
つもりだったので、戻ってからまた電話をすることにして、バスの乗り場などを
教えてもらった。
それから近くにあったABCストアで4日間バスが乗り放題になるパスを購入。
20ドルだった。バスは1回2ドルなので、10回乗れば元が取れる！
自分で月と連続した4日間の日をスクラッチして、バスに乗るときにそれを
見せるだけ。
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| Oahu Discovery Passport 裏の月と連続した4日間の日付をスクラッチして使う |
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バスは便利だけど、それほど頻繁に来るわけではなく、ちょっと待ちくたびれる。
ダイヤモンド・ヘッドに行くには22番か58番。
10:20ごろ、やっと22番のバスに乗車。15分ほどでダイヤモンド・ヘッドのバス停に
到着した。降りる場所がわかるか、ちょっと不安だったけれど（放送はあったけど、
音が悪いのと、エンジンの音がうるさいのとで、ほとんど聞き取れなかった）、
結構大勢が降りたので、それに続いて降りた。
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| バス停横にあった看板 （後ろは乗ってきたバス） |
バス停からゆるやかに続く坂道を道なりに登っていく。道端にはきれいな花が
咲いていたり、遠くに海や、そのまた向こうに山が見えて、とても気持ちいい。
15分ほど歩いて、開けた場所に着いた。到着か、と思ったけれど、周りは山に
囲まれていて、景色を見るどころじゃない。
よく見ると、料金所があって、大人1ドルの表示。ゴールだと思った場所が実は
スタート地点だった。
はるか左前方に山が見える。もしかしてあそこまで登るの・・・！？ と一瞬気が
遠くなった。
そもそもダイヤモンド･ヘッドが何なのか、私は知らなかったのだ。
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| 目指すはあの山頂（らしい） | ここが本当の入口 |
まずは平地を歩いて山のふもとへ。そして細くつづくトレイルを登っていく。
去年行った中国の黄龍や山形の山寺を思い出した。ダイヤモンド・ヘッドを甘く
見すぎていた・・・
雨が降ったのか、途中にはいくつか水たまりがあったり、ぬかるみがあったり、
滑らないように気をつけた。
最後には急な階段、トンネル、らせん階段、と続き、ついに外に出た！ と
思ったら、目の前には青空と海が広がって、本当にきれい！！！ 苦労した
甲斐があったというものだ。
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| トレイルに沿って登る | ||
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| 海と空の境目がわからないくらい | ワイキキ方面 | |
山頂で近くにいた子ども連れのおじさんに、ワイキキをバックに写真を撮って
もらい、お返しに私も父子の写真を撮ってあげた。
景色を堪能して降りようとしたところ、らせん階段の手前で、またそのおじさんを
見かけたのだけど、今度は東洋人のおばあさんが一緒にいた。その人は
中国語で「私たち3人一緒の写真を撮りたいわ」と言っていたので、思わず、
「撮ってあげましょうか」と中国語で声をかけた。すると、おじさんが「さっき上で
写真を撮ってくれた人だね。中国語がわかるの？」と言ってきた。
お互いに自己紹介をしたが、おばあさんはおじさんのお母さんだそうだ。娘さんも
中国語ができるらしい。おじさんだけできないのか・・・もったいない。
結局、山頂で写真を撮りたいと言うことで、3人はまた山頂を目指していたので、
その場で「気をつけて」と別れた。
下りはさっきより楽だった。登りは40分、下りは30分、といったところ。
バスを降りたのが10:35、バス停に戻ってきたのが12:20。2時間弱のハイキング
だったわけだ。
また22番のバスでワイキキに戻り、教えられたバス停（さっき乗ったところより
もう少し先）で、バスを降りた。
ところが、またまた公衆電話が見つからない！
散々歩き回った挙句、DFSギャラリアを見つけたので、ここなら・・・と中に入ろうと
したら、カードは、と聞かれてしまった。免税店に行くためには旅行会社が発行
している買い物カードを見せなくてはいけないらしい。
「公衆電話を探しているんです」と言うと、ロビーの一番奥、と言われた。
やっと見つけた公衆電話で再び友人に電話。そして15分後、数年ぶりの再会！
再会はアメリカンっぽく、Hugだった！
まずは、チャイナタウンに行ってみることにした。今日は年末のイベントがある
らしい。
バスで30分近く走っただろうか。道路標示に漢字が混じってきた。
マウナケア通りを歩くと、露店が出ていてにぎやかだった。獅子舞もやっている
らしく、歩道に獅子の首が並んでいるのも見た。
途中、中華学校の生徒たちのアトラクションで獅子舞、武道などを小さなステージで
披露しているのにも行き当たり、年末気分を味わった。
横浜の中華街の方が迫力があって面白いけれど、これはこれで味わいがある。
友人はこういうのを見るのは初めてだそうで、面白がっていた。
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| 旧正月イベントの垂れ幕 | 地元学生による獅子舞 | ||
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| 露店がにぎやか！ | さすがに羊肉じゃなかった | ||
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| ごま団子を揚げているところ | 春聯なども売っていた | ||
それから友人がよく食事しに来るというマウナケア・マーケット・プレイスのフード
コートへ行った。狭い建物の中にアジアの食べ物（中華、フィリピン、ベトナム、
韓国、日本など）のお店がぎっしり並んでいた。
私は朝ごはんを食べ過ぎていて、おなかが減っていなかったけど、友人が
ラーメンを食べたい、と言うので、一緒にすわって休んだ。ラーメンといっても
ベトナムの麺（フォーではなかった）で、ちょっとだけ辛いらしい。おいしそうに
食べていた。
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| マウナケア・マーケット入口 | フードコート内 | ||
それからまた通りの店を見たり、屋台をのぞいたりしながらふらふらと歩いた。
しばらく行くとディズニーランドのパレード待ちの人たちのように、大勢の人が歩道に
ぺたっとすわって何かを待っている様子。おまわりさんがいたり、パトカーがとまって
いたり、もしや・・・と思ったら16時からパレードがあるらしい。まだ15時半にもなって
いなかったので、30分以上待つことはないか、とバス停を探した。パレードのため、
バスが入れない通りもあって、一瞬あせったけど、1本となりの通りにバス停発見。
そのままダイエーへ向かった。
旅行前に友人に「日本から買ってきてほしいものは？」と聞いたのだけど、「本当に
何でも買えるから何もないよ」と言われていた。「ダイエーに行けばわかる」と。
行ってみたダイエーは本当に日本と同じだった。日本のものはもちろん中華や韓国の
調味料なども種類が多かった。これだけあれば確かに日本からわざわざ持ってきて
もらう必要はないのかもしれない。
ダイエーは企業再建中だけど、ハワイでなくなっちゃったら、在住日本人、困るだろうなあ。
（天津のダイエーはあまりたいしたことなかったけど・・・）
ダイエーから歩いてほかの店も見てみた。Ross Dress For Lessはサンフランシスコで
いつも服を買っていた安い店、懐かしくかった。いろいろ見てみたけど、ここから買って
いかなくても・・・と思い直して何も買わなかった。それからウォルマートに行って、
アメリカのスーパー見学。
友人は主婦らしく、行く店行く店、生活用品の値段のチェック！ さすがぁ。
それからバスでワイキキに戻ることにした。
まだちょっと早いけど、私が昼食食べていなかったこともあって、夕食を食べに行く
ことになった。
ローカルフードを食べたい、という私のために友人が考えてくれたのはレインボー・
ドライブインという店。ワイキキのビーチからはちょっと離れているのだけど、バスの
便があまりよくない、ということで、クヒオ通りがカパフル通りとぶつかったところで
バスを降り、そこから結局15分くらい歩いた。
その店は普通の観光客だったら行かないかもしれないような、ローカル色あふれる店！
ドライブインというより、駐車場の片隅に店がある、という感じ。カウンターで買って、
外に備え付けられている席で食べる。
私は友人の薦めに従って、ミックス・プレートを注文。「食べられなかったら持ち帰れば
いいよ」と言われた。受け取ってびっくり。本当にすごい量だ。ミックスの中身はBBQ
ビーフ、ボーンレス・チキン、マヒマヒ（ハワイの白身魚のフライ）、マカロニサラダ、
キャベツ、ごはん。これで5ドル50セントは安い！ 友人はさっきラーメンを食べた
こともあって、小さめのロコモコ（3ドル）にした。飲み物はSサイズを頼んだけれど、
日本のMサイズより大きいかも！？
屋外ということで鳥がやってきたり、ハエが飛んでいたり、というのはあったけれど、
すごくおいしくて感激！！ マヒマヒはタルタルソースをつけて食べた。終わって
みれば、おかずは全部食べてしまった。さすがにごはんは残したけど、ハワイの
ごはんは日本のごはんに似ていて、ちゃんと炊けていてやわらかくておいしかった。
ロコモコも一口食べさせてもらったけど、日本で食べたことがあるロコモコよりソースが
さっぱりしていてくどくなかった。（写真では大きさ比較できてないけど、ロコモコは小さい）
※RAINBOW DRIVE-IN
3308 KANAIA AVENUE
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| レインボー・ドライブイン |
注文カウンター | ||
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| ミックスプレート | ロコモコ | ||
食後はまた歩いて先ほどバスを降りたあたりまで戻り、クヒオ通りにぶつかった
ところでバスに乗った。私は先に降り、友人はそのまま乗っていった。
「今日はありがとう〜」
バスを降りてビーチに向かって歩いていると、ビーチに火が見えた。何をやっている
のか見に行ったら、火をくべて、フラダンスショーをやっていた！ 大勢の観光客が
見ている。主に白人だったけど。
海もちょうど日が落ちたところで、夕焼けがきれい。またまたハワイにいるのを実感。
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| フラダンスのショー | 夕方のワイキキビーチ | ||
それからホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、部屋へあがった。部屋は
508号。エレベーターを降りると、外にバルコニーのように廊下がある。風が
気持ちいい。
今回はすごく安くホテルをとったので、どんな部屋かドキドキしたけれど、きれいで広い。
ベッドもダブルベッドだし、テレビも冷蔵庫もある。（でもテレビは壊れていて、音は
聞こえるけど映像は時々映るだけ・・・）
あと、シャワーがいまいち温度の調整がうまくできなかったけど、寒いところじゃない
のであまり気にならなかった。
部屋に入ったのは19時前だったけど、荷物整理も早々に、シャワーを浴びてさっさと
寝た。考えてみたら、徹夜で山登りしたり町歩きしたりしていたようなものなのだ・・・
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| 部屋の様子 | バスルーム | ||
今日の万歩計： 日本からのトータルとはいえ・・・28953歩！
友人のブログもどうぞ。
『プーコのハワイ生活』＝2月5日“日本の友達とチャイナタウンへ！”
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| 『旅ゆけば・・・』 | |
| Hawmay's Room |