★2007年3月19日（月）

8時ごろ起きて、9時ごろ朝食。ホテルのバイキングだ。
日本人観光客も多かった。
面白かったのは、数人の台湾人か香港人のグループは自分が食べ物を
持ってきて席につくと、食べ始めてしまっているのに対し、日本人は
グループ全員が戻ってくるまで、先に戻った人も食べずにじっと待って
いること。
国民性を感じた。私ももちろん待つ。「先に食べていいよ」と言われても
待ってしまうのが日本人だ。

朝食

本当は烏来の温泉に行きたかったのだけど、外はあいにくの雨。
雨でも観光できるところ、ということで、新装オープンとなった故宮
博物院へ行くことにした。

まず電車で士林の駅へ行き、そこからバスに乗ることにした。
バスはなかなか来なくて、やっと来た紅30というバスで出発。
終点の故宮博物院では地下1階の入口に着いたので、雨でも濡れることなく
博物院の中に入ることができた。

上から順番に見て、下に下りた。
有名な白菜とか、東坡肉とか、そういうのも見たけれど、ちょうど特集で
やっていた昔からのいろいろなハンコの展示と、それを作る過程の
ビデオがすごく面白かった。
途中のお店では、白菜の上の虫がキャラクター化されたようなグッズも
売っていたけれど、なんだかイマイチだった。

故宮博物院

一通り見終わったのは2時近く、またバスに乗って士林に戻った。
雨は上がっていた。
お昼ごはんは適当なところが見つからず、さらに、Mちゃんが台湾の
マクドナルドにも入ってみたいというので、私にとっても初の台湾マック。
2人用のセットというのがあったので、それにした。

『麥當勞　士林中正店』
台北市士林區中正路287號1樓

昼食はマクドナルド

食事の後、忠烈祠に行くことにしてタクシーに乗った。
また雨が強くなってきた。
3時ちょっとすぎに着いたので、行進が始まって間もなく。兵隊さんの
後ろについて歩いた。
日本人観光客の団体がいくつもいたので、ちょっとにぎやかすぎた。
でも、2人並んでの写真を撮ってもらえたのはラッキー。
兵隊さんの横に立って写真を撮ろうと言ったら、Mちゃんは怖がって、
「いいの？　大丈夫？」とビクビクしながらVサインを出していた。
奥の方も一通り見て、正面に戻ると、もう観光客はいなくなって、
静かだった。

忠烈祠

ここからまたタクシーに乗って晴光市場へ向かった。
初めて行くところだったけど、実はホテルから遠くない。
なぜここに行ったかというと、台湾人の同僚がおみやげに買ってきてくれる
干し梅がとってもおいしいのだ。
どこで買ったか聞いたら、晴光市場だと教えてくれた。

タクシーが着いたのは雙城街の入口。そこは小さな夜市が立つところで、
屋台風のお店が並んでいた。
途中で右に入ると晴光市場。
とっても狭く、屋根があるのでちょっと暗い。そして食べ物、雑貨、靴、
洋服など、いろいろなお店があるところが楽しい。
地元仕様という感じ。
途中に中国結びのお店があり、店頭には中華風の携帯ストラップがたくさん
ぶらさがっていた。
まとめて買うとかなり安い。
というわけで、Mちゃんは真剣におみやげ探し。私なら途中で面倒くさく
なって、適当に選んでしまいそうなんだけど、とにかくひとつひとつ見て
選んでいる。
私はさっさと中華模様のティッシュケースを買って、あとはひたすら待った。

晴光市場

向かいが靴屋さんで、床一面に靴が並んでいるのが圧巻だった。
見ていたら、靴を買いに来たOL風の若い女性、はだしになって次々と試し
履きしていた。
相当長い間試し履きをし、最後に帰る段になって、「あれ？　私の靴は？」
なんて言っていた。もちろんちゃんと見つかって、自分の靴を履いて
帰ったけど。
売っていた靴は、金や銀のオシャレそうなのも結構あって、誰がいつ履く
のかと思うようなのが多かった。
少なくとも私は履かない。

晴光市場の靴屋

やっとMちゃんのおみやげ選びが終わり、乾物屋さんを目指した。
真ん中あたりにその店はあった。袋で店名は覚えていたので、すぐにわかって
よかった。
梅は何種類かあり、念のため、試食させてもらった。
あれもこれも試食させてくれたけど、おいしい梅はひとつ！　Mちゃんも
梅が好きなので、2人とも購入決定。
1袋100元（これも同僚が言っていたとおり）で、自分用やおみやげ用、
たくさん買った。
おばちゃんに「いつも同僚が買ってきてくれるけど、今まで食べた中で、
このお店の梅が一番おいしい」と言ったら、そのせいかわからないけど、
ドライマンゴーをオマケに入れてくれた。
そしてお店のカードをもらおうとしたら、「お友達にも宣伝してね」とたくさん
くれてしまった。

『晴光蜜錢行』
台北市雙城街12巷5-10號

晴光市場の乾物屋

晴光市場を反対側に抜けて、少し駅の方に戻って、50嵐（台湾人の友だちが
ここの珍珠奶茶が一番おいしいと言っていた）で珍珠奶茶を買った。
初めて行ったけど、甘さが何段階にも分かれていて、選べるようになって
いた。Mちゃんは“半糖”私は“微糖”にした。さらに邪魔なので氷は
入れないようにお願いした。
今までの珍珠ナイ茶の珍珠は大粒で極太ストローで飲んでいたけど、ここのは
普通のタピオカみたいな小ささで、普通のストローで飲める。
確かにおいしい！

『50嵐台北民權店』
台北市中山區民權西路31號

50嵐の珍珠奶茶

そのままホテルに戻って一休み。

今夜はレストランAoBaに行くことにしていたので、念のため予約を入れた。
「禁煙席ですか」と言ってくれたので、そうしてもらった。
よかった。

再出発は18時20分ごろ。
台北駅で電車を乗り換えて、孝生敦化駅へ。
まずは糖村というスイーツのお店に向かった。
これは台湾から出張で来た人がおみやげに買ってきてくれたヌガーが
信じられないほどおいしく、ぜひとも自分で買わなければ、と思って
いたのだった。
駅から北へ向かって結構歩き、そろそろ回りに店がなくなる、というころに
やっと見つけた！
お店の作りもとっておオシャレできれいで感じよく、Mちゃんともどもおみやげ
を買い、大満足。

『糖村』
台北市大安区敦化南路一段158號

糖村

そのまま来た道を戻り、さらに南下。かなり歩いて誠品書店へ。
中をぐるりと一周し、特に何も買わずに外に出た。
19時45分だったので、ここからまたAoBaまで歩く気にもなれず、タクシーに
乗った。

予約は20時。
平日だからガラガラかと思ったけどそうでもなく、ほどよく席は埋まっていた。
とはいっても予約はいらなかったかもしれない。

JAAのガイドブックについていたデザートサービスのクーポン券を活用。

前にも来たことがあるけど、その時は入口を入ってすぐの席だったから
中まで見えなかった。
頼んだものは、テレビでわが哈林（ここのオーナーのひとり）が推薦して
いたお料理＆台湾人の友だちのオススメ料理。
ちょっと頼みすぎちゃったかな。
かなりおなかいっぱいになったけど、全部おいしかった。
特に黄蛋大蝦のおいしいこと！　エビ好きな私たちは大喜び。
サービスも申し分なく、途中でお皿を替えてくれるし（中華圏で言わない
のにお皿を替えてくれたのははじめてかも！）お茶もしょっちゅうついで
くれるし、麺のときにおわんを頼んだら「１つでいいですか」と確認して
くれたし。
サービス料も込みかな。1012元は台湾ではやっぱり高め。それでも大満足の
夕食だった。

お店に入ったのは19時50分、外に出たら21時15分。ずいぶんゆっくりした。

『AoBa 安和路』
台北市安和路一段116號1樓

AoBa

雨も上がっていたので、腹ごなしに歩くことにした。
途中でライトアップされた101を眺めたり、コンビニに寄ったり、ふらふら
孝生敦化駅まで歩いた。
そして地下鉄に乗って帰った。

ホテルに戻ってテレビをつけると「哈林国民学校」をやっていた。
とってもいいタイミング。やっぱり縁があるのだ。
とはいえ、もう番組も終わる時間で少ししか見られなかった。
そして哈林は変な髪形をしていた・・・・

お風呂に入って、おやすみなさい。

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