★2007年10月26日（金）

気に入っている歌手の一人である陶[吉吉]（デビッド・タオ）が台湾でコンサートをすると
いうことで、友人のRさんがチケットをとったと知り、便乗させてもらった。

久しぶりにYCATからリムジンバスで成田に向かった。
6時50分横浜発のバスに乗ったのだけど、乗ると同時に爆睡。パスポートチェックまで目が
覚めなかった。
8時10分に空港到着。

連休でもないのにすごく混んでいる。ロビーが工事中のためらしい。
JALは行き先も何も全部一緒に受け付けているらしく、列がすごく長い。
機械でさっさとチェックインしようと思ったら、そこもまた並んでいた。
しばらくして、同行の友人Rさんから「荷物預けないならXXカウンターが早いよ」とメールが来た。
同じころ、構内アナウンスも流れた。
でも並んでだいぶたっていたので、そのまま並ぶことにした。
8時半すぎにやっと搭乗券をもらってやっと朝食。
ゆっくり食事して、降りていったら、手荷物検査のところもすごく混んでいて、ビックリした。
ところが中に入ると、出国審査はガラガラ。みんなどこに行ってるんだろう？

出発ロビー（半分工事中）

出国審査を終えると、免税店の並ぶ向こうにには5番街とかいう、ブランドショップ街みたいのが
できていた。
そこをぐるりと一周してみたけど、前と全然雰囲気が違って驚いた。

ブランドショップ街とゲートに向かう通路

そして9時40分ごろ、搭乗ゲートに行くと、Rさんがすでに来ていた。
インターネットで別々に飛行機の予約をしていたんだけど、結局往復とも同じフライトなのだった。
予約のときに席もとっているので、飛行機に乗ってまた別々だ。
私は今回は2階席をとってみた。
前にも乗ったことがあるけれど、天井は低いもののコンパクトでいい。

出発は定時（10時）、離陸はアナウンスによると少し遅れた。
窓の外では飛行機が“渋滞”して、離陸待ち。１機ずつ飛んでいく。
飛行機の中で見た映画が、ホテルの部屋を舞台にした軽いホラーだったのは失敗。
もともとホラーは苦手なのに、これから旅に行くというときに、その部屋に泊まるとみんな死んで
しまう、なんて映画を見てしまうとは。
旅行中、ずっとドキドキしていたし、チェックインしたときに部屋の番号がこれと同じだったら
どうしよう、とビクビクしてしまった（結果的には全然違ったけど）。

機内食

飛行機は12時50分ごろ到着。
入国審査の手前でRさんと再び合流。
ほかのフライトも同時に着いたようで、どの列もぎっしり並んでいた。
私たちは奥へ行くのも面倒くさく、一番手前の列に並んだのだけど、これはちょっと失敗だった。
どうも進みが遅く、前の人たちは次々とほかの列に移っていく。それでもやっぱり遅いのだ。
結局入国スタンプを押してもらえたのは14時ごろ。1時間以上並んでいたことになる。

さらにこの後、外に出てバスを待つのだけど、私たちが乗りたいバスがなかなか来なくて、
14時40分ごろ、やっとバスに乗れた。
バスはホテル近くに止まってくれたので助かった！
これが約1時間後。そして16時ごろやっとチェックインした。
到着からずいぶん時間がかかったな・・・

今回のホテルはコンサート会場に近いことを前提に選んだので、台北アリーナの斜め前にある
サンワールドダイナスティホテル（王朝大飯店）だった。
チェックインの際、「スタンダードルームで予約されていますが、満室になってしまったため、無料で
スイートにアップグレードさせていただきます」と言われた。
ラッキー！
あとで気づいたのだけど、どうも日本からの修学旅行生がたくさん泊まっていたためらしい。
ありがとう、若者たち！

エレベーターは吹き抜けのレストランを見下ろしながら上がり、そして部屋は廊下の一番奥。
かなり遠い。
そしてドアを開けると一瞬普通の部屋でちょっぴりがっかり。
ところが中に入ってみると、そこは“リビング”でソファにテーブル、テレビに冷蔵庫・・・もうひとつのドアを
入るとベッド、バスルーム、さらにもうひとつのテレビ！

『王朝大飯店』
台北市松山區敦化北路100號

ホテル

私たちの喚声がさらに大きくなったのは、窓の外を見たときだ。
なんと目の前に台北アリーナ、お目当てのデビッド・タオの大きな看板がよく見える！
こんないい部屋に泊まれるなんて、2人とも今年はたくさん働いて大変な思いをしてきたので、ここで
報われたねえ、と感慨に浸ってしまった。

部屋から見下ろした台北アリーナ

台湾の友人に頼まれて日本から買ってきたものがあるのだけど、その友人は台中の人。そこで、
いつもお世話になる哈林ファン仲間の小Yが代わりに受け取ってくれて、お金も払ってくれることにな
っていた。
小Yに到着した電話を入れて、夜ホテルに来てもらうことになった。

少しばかり荷物整理をして、くつろいでから17時半ごろホテルを出発。
南京東路駅までゆっくり歩いて10分くらい。そしてMRTで台北駅へ向かった。
ちょうどラッシュと重なってしまって、電車は混んでいた。

台北駅近くでCDショップめぐりをしたのだけど、駅近くに2つあったROSEはどちらもなくなってしまった。
1つはこの間来た時にすでになくなっていたけれど、もう1つもとは。
その後、光南へ行ってCDを買い、大衆と佳佳ものぞいてみたところで時間切れ。
私は明日だけだけど、Rさんは今日もコンサートを見るのだ。

MRTの改札でRさんがカードを読み取ってもらえず窓口に並んだ。どうも出るときにちゃんと出札が
記録されていなかったらしい。
さて、と改札に行くと今度は私も・・・一緒に並べばよかった。
とりあえずRさんは時間がないので先に行ってもらうことにして私は窓口に並んだ。
ホームに下りるとまだ電車が来ていなかったようで、Rさんに追いついた。
Rさんはホテルへ戻るため乗り換え、私はそのまま電車に乗って、もう少し買い物に行くことにした。

今度のお目当ては糖村。私が世界一おいしいと信じている牛軋糖（ヌガー）を買いに。
以前は場所を知らないまま歩いたけれど、今回は場所もわかっているのでそれほど遠く感じなかった。
そして牛軋糖のほかにパイナップルケーキとプリンを買った。

糖村、大好き！

それからホテルへ戻ると19時45分。
目の前の台北アリーナではコンサートが始まっていることだろう。
Rさんも盛り上がっているかな・・・と、中は見えないけれど、部屋から見下ろして写真を撮った。

ただいまコンサート中！

小Yは20時過ぎに来ることになっていた。
もう一人の友人Jさんともやっと電話がつながって明日のお昼に会うことになった。
101で待ち合わせだ。まだ101に行ったことがないので楽しみだ。
夏に赤ちゃんが生まれたばかりで、上の子はおばあちゃんに預けて、赤ちゃんだけ連れてくるとのこと
だった。これも楽しみだ。

小Yが来たのは20時半だった。
ロビーで物々交換となった。代金のほかにレアなものをいくつか持ってきてくれた。
初めて小Yの彼にも会ったのだけど、小Yはブログにたくさん写真を載せているので初めて会うような
気がしなかった。
そう言ったら、みんなにそう言われると言っていた。
ロビーで少しおしゃべりして2人は帰っていった。
私はもらったものを部屋に置きに行き、ちょっと考えて夜の台北101へ行くことにした。
夜景を見たいもんね。

MRTで市政府まで。そこから歩いて10分くらい。
少し遠いけれど、三越のところから2階にある渡り廊下みたいなところをずっと歩いて行くと101に
着くようになっていた。

21時20分ごろ着くと、「10時までだけどいいの？」とチケット売り場で聞かれた。もちろんOKだ。
結構夜景が見えてきれいだった。
台北アリーナもよく見えた。あそこでコンサートが、そしてそのすぐ前に泊まっているんだなあ・・・
思ったより近かった。

101へ向かう
近づく101とその入口
上から見た夜景

疲れていたので三越からタクシーに乗った。
乗り場の前にはタクシー係りの人がいて、タクシーカードをくれて、乗せてくれた。
ホテルまで15分くらい。
いつも歩く道も通って、「この間はMちゃん（姪っこ）と歩いたなあ」と懐かしく思いながら窓の風景を
見ていた。

ホテルの隣のビルにはスタバが入っていたので、そこでカフェモカを買って部屋に帰った。

今日一番の驚きは15分くらい乗ったタクシーの料金とスタバで払った代金が同じだったこと。
ちなみに110元だ。
タクシーが安いのか、スタバが高いのか・・・

部屋に着いたのは22時20分だった。
テレビをつけると早くも今日のコンサートの模様をニュースでやっていた。
部屋でくつろいでいると22時45分ころ、Rさんから電話が入った。

会場前の交差点で待ち合わせて夜食（夕食も食べてないんだけど）を食べに近くにあるという夜市へ
行ってみることにした。
近くといっても歩いて20分くらいかかったかな。
とっても小さい夜市だった。
そこで米粉とフルーツのジュースで小腹を満たした。

遼寧街夜市

部屋に戻っておしゃべりしながら、さっき糖村で買ってきたプリンを食べた。

そしてお風呂に入り、ベッドに入ってからまたおしゃべりしていたけれど、
気づいたら2時半。ここでついにおやすみ・・・

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