2月の台北旅行の時、一緒に夜市に出かけた同僚Oさん＆Jさんのカップルが結婚すると
いうことで、台湾の結婚式に興味もあったので、日本人の同僚Yさんと2人、押しかけ
参加させてもらうことにした！
招待状ももらい、SARSの脅威にもめげず（といってもこの時点では台湾にはまだ飛び火して
いない）、2泊3日の短い日程で出かけた。
いつも友達と行くときは成田で待ち合わせるのだけど、初めてYCATで待ち合わせて
一緒にバスに乗って出発。朝早かったのに、バスでは寝ないで、ずっとおしゃべり。
道が空いていて、6時に出発して7時15分ごろには空港に着いた。チェックインの時、帰りの
フライトのリコンファームをしようと思ったら、日本ではできないので現地に着いてから
電話してください、と言われてしまったのにはガックリ。
チェックインカウンターからマスクをしている人が結構いた。“SARS”の影響は大きく、
海外旅行も命がけ？なのかもしれない。
最初の手荷物検査で、Yさんの荷物がひっかかってしまい、バッグを開けての検査。何が
ひっかかったかというと・・・ペットボトルのミネラルウォーター。係りの人はペットボトルの
ふたを開けてにおいをかいでいたけど、何の疑い・・・？
入国審査の係官たちもマスクをしていた。回りを見ていると、すでにマスクをしている人たちも
たくさんいて、パスポートの写真と照合するため、ちょっとマスクをとるように、と言われていた。
入国審査のあと、私たちも買っておいたマスクをつけた。白人の人たちはドナルドダックの
くちばしのようなすごいマスクをつけてる！ どこで買ったんだろう？ 飛行機に近づくにつれて
マスク人口が増えていく。少し息苦しいし、メガネもくもってしまって、楽なものではない。
フライトは中華航空の107便。
飛行機に乗ると驚くほどガラガラ。こんなことがあっていいの！？ 真中の列はほとんど
人がいなかった。当然スチュワーデスもマスクをつけている。ただマスクのデザインは
バラバラ、きっと自分で用意するんだな。
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| 真ん中の座席・前方の様子。 | 真ん中の座席・後方の様子。 |
以前乗った時にも思ったのだけど、機内食がおいしい！ 特にデザートは口に入れたとたん、
言葉もなくなるほどのおいしさ。ダイエット中の身には厳しい現実だった。
飛行は順調で、12時40分ごろ予定より少し遅れて到着。
飛行機の中で、入国書類と一緒に、質問表も配られた。自己申告だけど、最近の香港等への
渡航歴や体調に関することだ。
飛行機を降りてから、入国審査に向かう途中（検疫のところかな？）、ひとりずつ、耳体温計で
体温チェック。体温計の、耳に触れる部分（キャップみたいなもの）は一回ずつ付け替えて、
使い捨て。測った体温を、さっきの質問表の隅に書き込んでくれて、それから入国審査の時に
渡した。もし38度以上だったら別室行きだったのかな？
短い旅なので、荷物も少なく、さっさと外へ出ることができ、台北車站行きのバスに乗った。
Yさんにとっては初めての台湾なので、空港からウキウキしているのがよくわかった。
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| 台北の空港も人が少ない・・・ | バスターミナル。 犬のバスは別会社＆別方面。 |
空港出発は1時、台北車站には1時45分に到着。
ホテルは今回も華華大飯店。料金と立地条件を考えるとほかには泊まれない。
2時にチェックインして部屋へ行き、簡単に荷物整理をしてすぐに出発（何しろ時間がない！）。
まず、ホテル近くのコンビニに寄って、ATMでお金をおろし、ミネラルウォーターを購入。
それから、重慶南路にある金石堂という本屋さんへ。目的は結婚式に持っていくお金を包む
“紅包袋”を買うこと。コンビニにもあるけど、金石堂の方が種類が多い、と同僚から言われて
いたのだ。
3階の文房具売り場へ行くと、確かに種類はたくさんあったけど、どれもそれほど変わり
映えしないような・・・。基本的にはただの真っ赤な封筒。結局10枚くらい入っているのを買った。
私たち以外に、日本の人たちからも預かっている分があったし、ちょうどいいかな、と思って。
1階に下りると、雑誌のコーナーに“張國榮追悼特集号”みたいな本が何冊かあるのを見つけて
（張國榮＝レスリー・チャン、私がもっとも好きな俳優で、去る4月1日に悲しくも天上の人となって
しまった・・・）、「これは買っておかなくちゃ」と予定外の出費に悲鳴を上げつつ、見つけた分は一通り
購入。
次にYさんがパジャマのズボンを忘れてきた、というので、以前来たときに連れて行ってもらったことが
ある武昌街へ行ってみた。着るものが安かった覚えがあったので。
結局100元で楽そうな部屋着を買っていた。回りで買っている人を観察していたのだけど、値切る
人もなく、100元渡している。大陸ではこういう店なら値切るのが当然なんだけど・・・さらに、袋にも
入れてもらわないで、自分のバッグに買った服を入れて・・・まるで万引きしているみたい？ それに
100元渡して2つとってもわからないかも？ なんて思っちゃった。
Yさんも実は期間は違うものの、私と同じ天津留学組。中国での生活習慣は私と一緒。だから値切る
準備をしていたのだけど・・・結局100元渡して、買ったズボンはバッグの中にそのまま突っ込んで
店を出た。
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| これが市場の入口。 城中市場というらしい。 |
奥まで数百メートル続く・・・ |
衣料品が並ぶ市場を出た向かい側には果物屋さんが並んでいる。台湾の楽しみのひとつ、果物。
桃をひとつ味見させてもらって、でも、それは買わないで、蓮霧（ワックス・アップル）を買った。
それからそのままCDショップへ向かって、とりあえずほしいと思っていたVCDと、その時目についたCDも
ちょっと買っちゃって・・・。これで一安心。ほしいものは先に買っておかないと！ Yさんも待望のVCDや
CDを買うことができて大喜び。元々それほど台湾のドラマや音楽に興味があったわけじゃないのだけど、
すっかり私が洗脳してしまったのだ。
荷物も多くなったので、ここでいったんホテルへ。
出かけるまでまだ時間があったので、三越へ行った。いつもどおり地下のスーパーへ行って“黄心梅”を
買い、さらにヨーグルトも買ってみた。
三越のスーパーや食料品売り場、フードコートを一通り見てまわった。Yさんはあまりにも日本のものが
あふれているのにビックリ！ 三越だからというせいもあるかもしれないけど、それにしても・・・
ここでひとつ作戦。フロントで、紅包袋に何を書いたらいいのかを聞くことにした。
袋の真ん中に『新婚誌喜』と大きく書いて、左下に自分の名前＋“敬賀”を書くとのこと。フロントの人が
見本を書いてくれた。
さっそく部屋に帰って、自分たちの袋と頼まれた分に全部この文句と名前を書いて、お金を準備。
さて、台湾でのお祝いのお金、普通は1600元だそうです。どうして半端なのかよくわからないけど・・・
ちょっと仲がよければ2000元でも、とのこと。私たちは細かいお金を用意できなかったし、2000元包んだ。
ちなみに日本の同僚から預かったお金は日本円。
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| こんな感じ。（名前は伏せさせていただきました） |
仕度をして、ホテルを出たのは6時。招待状によると開場は6時半とのこと。場所は台北駅から地下鉄で
3駅目にあるレストラン。
披露宴の模様は「結婚披露宴」でどうぞ！
台北車駅に着いた時、まだ9時半だったので、コーヒーでも飲んでいこうか、ということになり、前回ひとりで
行って、コーヒーの受け渡しに戸惑ったカフェ（ラッテ・カフェ）に再挑戦。
Yさんはお店のスペシャルコーヒーを頼んだのたけど、カップがどんぶりだった！ ものすごく大きくてビックリ。
しばらくおしゃべりしていたのだけど、やっぱりクーラーがききすぎて寒くなってきたので席を立った。
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| あ、大きさの比較するものを置いてなかった・・・ |
ホテルに戻ってから、買い物をたくさんしたので、これ以上は買い物はしない、と見込んで、試しに荷造り。
短い旅でもスーツケースを持ってくるべきだったかも。ちょっと後悔。
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