私に超載等、北京のロックを紹介してくれたカノリくんから、天津に超載がくる！ と
聞いたのは年が明けてからだったかなあ・・・？
すでに1月10日の帰国を決めていた私にとって、1月6日にやるというライブは、留学
生活を締めくくるにふさわしい一大イベントとなるはずでした。
会場となる銀河迪庁は聞いたこともありませんでした。中国人の友達も知らないと
言います。地図を見ると、天津西駅に近い、中心からはずれた場所でした。
5日にある、痩人のライブも見ることにしたので、2日続けてロックのライブ、と心は
躍っていました。
（5日のライブについては「揺滾北京 銀河之夜」をご覧ください）
そして当日、天津は雪模様。
カノリくんは同じアパートの住人。私は6階で彼は1階。
何時ごろ行くのかな、とカノリくんを訪ねると、「ちょうどいいところに来た！」
彼は電話中でした。「なんか、今日のライブ中止になりそうなんすよ」
ガガーン！
ちょうどその連絡を受けての電話のようで、私はカノリくんの電話が終るのを待ちました。
理由は天候不良（雪がひどいと天津と北京の間の高速は閉鎖される）。でも実際は
チケットの売れ行きが今ひとつだったとか・・・
会場で会うことになっている知り合いもいるから、とカノリくんはそれでも会場へ。
私はガックリしながら午後を過ごしました。
チケットは会場で払い戻してくれたらしいです。私は近所の楽器屋さんで買ったのだけど、
行くのも面倒くさいし、第一、払い戻したらチケットが手元に残らないと思いました。
50元くらいだったし、まだまだ中国で暮らすなら50元は痛いけど、もうすぐ帰国する身には、
記念にちょうどいい金額。
というわけで、幻のライブチケット、手元に残っているのです。
＜ああ、悲しい・・・幻になったライブ＞
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