★出発前に★
まずしなければならないのは、列車の切符とホテルの予約。
列車は北京西駅からの発車です。
以前も書きましたが、中国では原則として発車駅でしか切符が買えません。
そこで今回は旅行会社に頼むことにしました。
行ったのは中国全土に支店のある大手旅行会社、
中国国際旅行社の天津支店です。
北京発の列車ということで、手数料が1枚につき80元かかると言われました。
仕方ないですね。
今回の問題点は、香港行きの列車は1日おきの発車ということです。
31日まである月があるので、一概に奇数日偶数日とは言えないようなのです。
一応、16日の切符、ということでお願いしましたが、旅行社の人に
「奇数日出発の場合は前日にしますか、翌日にしますか」と言われ、
一応17日でお願いしました。
これが6日（月）のことです。
それからインターネットでホテル探し。
今回は香港のASIA TRAVELというところのHPで探しました。
予算は日本円にして1泊7000円以内。香港ドルだと450ドルくらい。
ところが、予約をしようとして大変なことに気がついたのです。
いったい何日に到着するのかわからない！
それからあちこちに問い合わせて出発日が奇数日か偶数日か
確認しようとしたのですが、全然わからないまま。
そのASIA TRAVELにも問い合わせましたが、「わからない」との返事。
さらに、「17日から泊まりたいが、到着日によって18日からになるかも」
というメールに対して、どこのホテルも「満室」との返事。
これは面倒くさがられてるかな・・・とがっかり。
もちろん行ってから探すという手もありますが、時間がもったいない。
それに実際に行くより事前に予約しておく方が安い場合が多いのです。
結局、13日（月）に切符を受け取りに行き、
そこで16日出発17日到着という日程が確定しました。
切符の値段は662元、それに手数料80元を加えて742元でした。
さて、それからホテル探し再挑戦。もう日にちも迫っているのです。
ASIA TRAVELは問い合わせのメールを入れてから24時間以内に
返事をくれるというシステムなので、それまでほかのホテルを探していいものかも
わからず、返事が来るたびにがっかり。たいてい、やはり、いっぱいなのです。
香港の友達が言うにはこの時期にいっぱいのはずはない、とのこと。
最悪の場合はこの友達にお願いしてどこか予約してもらおうかと思っていましたが、
幸い、14日の午後に1件、予約取れます、という返事が来ました！
ところが、事前にクレジットカードによる支払いをしなくてはならず、
その情報をファックスで送るように、というではないですか。
プリンターもなければファックスもない生活です。
考えたあげく、内容を打ち込んで自宅あてにメール、さらにそれから電話して、
それをプリントアウトして、香港にファックスしてほしい、とお願いしました。
締切りは翌日の午前11時。
ところが午後3時になっても受け取り＆予約確定のメールが来ません。
問い合わせのメールを送ったところ、ファックスを受け取っていないとのこと。
すぐに送ってくれたら、予約は有効、と言います。
自宅にもう1度電話したら、確かにファックスしてくれたそうなのですが、
もう1度、ファックスしてほしい、とお願いしました。
その後、夕方5時過ぎに、確認できたので、とホテルのバウチャーをメールで送ってくれました。
これで一安心。
そのバウチャーをプリントしてチェックインのときにフロントに出すように、とのことでしたが、
プリントできる場所も見つからず、とりあえず、フロッピーに保存して持って行くことにしました。
ちなみにホテルは、ネイザン・ホテル。1泊税込み78米ドルです。
予算より少し高め（日本円で8500円ほど）になってしまいましたが、
場所も悪くなく、よかったです。
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★列車の中では★
列車は北京西駅を朝の9時15分に発車します。
天津から北京まで1時間20分、北京から北京西まで1時間弱・・・ということで、
早朝まだ暗い5時に家を出ました。
外に出たら何と雪が降っているではないですか！ もうビックリ。
5時からあると思っていたバスは5時半からだったのでタクシーで天津駅へ。
天津駅6時発の列車で北京へ。
北京からは地下鉄で軍事博物館前というところまで行き、そこからバスで北京西駅へ。
北京西駅は初めて行ったのですが、すごくきれいで立派な建物でした。
北京西駅から香港の九龍駅まで約28時間の列車の旅です。
これがやりたくて今回の旅を企画したようなものなのです。
寝台車は3段。私たちは向かい合わせの下段同士でした。
長旅に備えてみんなから色々アドバイスを受け、とりあえず本や雑誌を持って乗り込みましたが、
何しろ朝早かったので、眠くてたまりません。
乗ってからほぼすぐに寝てしまいました。
列車はすいていて最上段は空席でした。
私の上は中国人男性。北京の人のようですが、エリートっぽかったです。
友達の上はアメリカ人男性。
最初、私の上の中国人男性と中国語で話してるのがちょっと聞こえたのですが、
発音も上手だし、流暢に話しています。
ところが「北京に来て1年。その前はほとんど中国語の勉強はしたことがない」というのが
聞こえてビックリ！
これは私たちは来たばかり、ということにした方がいいかも、と言っていたほどです。
それから彼は私たちにも話しかけてきました。
名前は「大吉（だいきち）」。もちろん日本名。
実は以前、1年ちょっと日本に滞在したことがあるそうなのです。
主に九州にいたようで、熊本の水道屋さん、宮崎の大工さん、
さらに北海道の農場で乳絞り、などなど、やっていたそうです。
日本にいたときには、「日本語を勉強中なので話しかけてください」という
プラカードを持って公園で座っていて、そうすると主にお年寄りですが、
話しかけてくれるそうで、それが彼の語学習得法。
発音が上手なわけです。完全に耳だけから捕らえた音なのですから。
話しているうちに、「うちに泊まりなさい」と言ってくれる人が現れ、
その家の仕事を手伝う代わりに宿代はタダ、という暮しだったようです。
観光ビザだったので、ビザが切れるたびに韓国に行って更新していたのが、
5回目にはさすがに発行を断られて国に帰ったとか。
それでも日本語の勉強をつづけたくて日系人の多いブラジルにもしばらく行っていたそうです。
その後、中国語もやりたくなって、中国に来て、
北京でやはり同じ勉強方法で中国語を身につけたそうです。
この旅にも辞書を何冊も持ってきていました。
今回の香港行きは、これまたビザが切れるので香港に行って就労ビザの書き換えをしてもらう、
とのことでした。
私たちと話したあとも、あっちこっちに行って、色々な人と話していました。
私にはマネできませんが、すごい勉強法だな、と感心しました。
そのほかには特に変わったこともなく、昼寝をしたり、本を読んだりして時間をつぶしました。
夜も10時消灯なのですが、8時ごろには早々に寝てしまいました。
翌朝9時半すぎに広州東駅に着きました。
ここでは38分も停車するとのことで、気分転換に外に出てみることにしました。
ここでビックリすることがありました。
ホームに下りると、見たことのある顔が・・・。
去年の9月から1月まで同じクラスで勉強していた日本人の子です。
先学期はほかの学校に移ってしまい、すっかり連絡も途絶えていたのですが、まさか広州で会うとは・・・！
今回、これで完全に帰国するそうで、最後は香港で10日ほど遊んでから日本に帰るとのことでした。
そういえば、去年、帰るときには香港やシンガポールで遊んで帰りたいな、と言っていました。
実行に移したわけですね。
11時ごろ、列車は東莞駅に到着。ここで出国審査です。
すべての荷物を持って一旦列車を下りなければなりません。
私たちは荷物はそれほど多くなかったのですが、荷物が大きい人は大変そうでした。
北京や天津での入管の係官は愛想もなく、ただスタンプを押してくれるだけ。
ところが、ここでは何ともフレンドリー！
パスポートを見て、何を聞かれるかと思ったら、私の名前の意味・・・
「中国語では○○という意味だけど、日本語でも同じか」「いいえ」
「じゃ、どういう意味？」「××という意味です」
「へえ。中国で勉強してるのか。何の勉強だ？」「中国語です」
「うん、なかなか上手だね」こんな会話が交わされたのです。
しかも南方の人だからちょっと訛っていて聞き取りづらかった！
帰りにも同じ駅で、今度は入国審査があるわけですが、その時もやはりフレンドリーで、
「北京で勉強してるのか」「天津です」
「もしかして、外国語学院？」「いえ、天津師範大学です」「師範大学か」
などという会話がありました。
その後、友達はいきなり、「師範大学に行っているんだろう？」と聞かれたようです。
ちなみに列車での食事。
中国人は8割方、カップラーメンを食べています。
私たちはおにぎりを作っていきました。それから前日の残りのコロッケも。
16日の昼は友達が寝ていて起きなかったこともあって、
私はコーヒーを飲みながらクラッカーを何枚か食べて済ませました。
ちなみにコーヒーとプラスチックのカップは持参しました。
中国人はみんなお茶っ葉とポットや耐熱ガラスのカップなどを持って旅行するので
ちょっとマネしてみたのです。
夕食はおにぎりとコロッケでした。
翌朝の朝食は買っておいたパンをかじりました。
午後1時22分、予定より12分遅れで香港・九龍駅に到着。
28時間のうち、半分以上は寝ていたようで、思ったほど遠くはなかったです。
でも、時差ボケならぬ、日差ボケ。
今日が何日の何曜日か、パッとはわからない状態でした。
列車を下りてすぐに1万円だけ両替。1万円＝676.8香港ドルでした。
そして、帰りの切符を購入。今度は中段と下段の組み合わせ。
中段は少し安いので、2で割って1人589香港ドルとなりました。
（ちなみに下段は601香港ドル、中段は577香港ドル）
そこからKCRという鉄道で九龍塘へ、そこでさらに地下鉄に乗り換えて佐敦（ジョーダン）の駅へ。
ホテルは佐敦（ジョーダン）の駅から歩いて5分ほどのところにあります。
ホテルの名前はネイザン・ホテル。
チェックインはスムーズで、「旅行会社からすでに支払いしていただいています」
とのことで、バウチャーはなくても大丈夫でした。
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★観光篇＠香港★
☆ビクトリアピーク☆
到着早々、遅めの昼食を食べてからスターフェリーで香港島へ渡りました。
久し振りに見る香港島の景色、以前よりもなんだか韓国企業の看板が目立った気がします。
香港島へ向かったのはビクトリアピークに行くためです。
やはりビクトリアピークは香港で1番の目玉。ここを逃す手はありません。
何かあって、あるいは天気が崩れて行けなくなると困るので、あえて初日を選びました。
フェリーを下りてからフェリー乗り場のそばから、ピークトラム駅行きのバスに乗りました。
以前は無料の送迎シャトルバスだったのですが、
3香港ドル払わなければならなくなっていました。
ピークトラムというのは、ビクトリアピークに登るトラムで、山を一直線に登ります。
往復で30香港ドル。
座席は右側を確保したかったので、1台見送ってから乗りました。
左側だと山肌しか見えないのでトラムに乗る意味が薄れるのです。
山頂に着くと、風が強くてかなり寒かったですが、久し振りの香港の景色はやはり感動的でした。
一緒に行った友達は香港初体験だったのですが、とても感動していました。
夜景をみるために、少しそこで時間をつぶさなければならず、
ショッピングセンターでウィンドウショッピング。
外が暗くなってきたところでもう1度、外へ出て、夜景を見ました。きれいでした！
98年に行ったときには、イルミネーションも少なくなって淋しい気がしていたのですが、
今回はまたイルミネーションが増えたようで、本当にきれいでした。
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☆赤柱（スタンレー）☆
いつもの香港旅行なら香港っぽさ、中国っぽさを求めるのに、
今回はひたすら西洋社会を探し求めてしまいました。
そこで、今まで行ったことがなかったのですが、香港島の地図で言うと下の方にあるリゾート地、
赤柱（スタンレー）に行ってみることにしました。
中環（セントラル）からバスで約40分。バス代も少し高く、7.8ドルでした。
途中から小高い山を縫ってバスは走るのですが、山間から見えてくる海がとってもきれいでした。
赤柱（スタンレー）は外国人が多く住む高級住宅地で、
店もおみやげもの屋さんなども外国人目当て、カフェやレストランもおしゃれ。
私たちは10時ごろ、カフェでサンドイッチを食べてブランチにしました。
そこにあるスーパーも品数豊富で日本のものもかなり輸入されていました。
友達は大好きなチーズが丸ごと売っているのを見て感動、しかも値段も相当安いらしいです。
私はチーズのことはわからないのですが。
地域的にはそれほど広くなく、11時前には再びバスに乗って、中環（セントラル）に戻りました。
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☆中環（セントラル）☆
中環（セントラル）ではウィンドウショッピング。
上海灘というお店は色もデザインも豊富で可愛い、現代風の中国服や雑貨のお店なのですが、
いつ見ても高くてとても買えません。でも目の保養にはなります。
同じビルの4階にパシュミナの安いお店が入っていると聞いていたのでそこにも行ってみました。
パシュミナというのを実は知らず、香港に行く直前に
友達がメールで教えてくれて初めて知りました。
そこのお店が安くていい、と教えてくれたのもその友達です。
いろいろな色があり、素材も軽くて、とてもいい感じでした。
日本のお店も仕入れに来るそうで、品質も問題ない、とのこと。
日本で買うと2万円以上するものが、ここでは約7000円で買えるそうです。
怪しい日本語を操る店員さんにいろいろ説得されたのですが、
日本より安いとはいえ、7000円はきつく、結局買わずに出てきました。
中環（セントラル）にはたくさんのショッピングビルがあります。
そこで天津では見慣れない（もちろん東京にはあります）お店などをいろいろ見て歩きました。
また大手CDショップ、HMVにも行って、そこで洋楽のCDを2セット買ってしまいました。
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☆旺角（モンコック）☆
旺角（モンコック）は香港の下町で、以前は大抵この界隈に泊まっていました。
今回もできればここに泊まりたかったほど。
いつも人が多く、活気もあります。
香港に行ったことのある方だと、女人街のあるところ、と言えばわかるかもしれませんね。
ここでの目当てはCD。信和中心という建物は一部で“オタクビル”と言われているビル。
CD、VCD、ゲームなどを売る小さいお店がたくさん入っています。
CDは大手ショップのHMVでは平均120ドル、
信和中心のお店はものによりますが70ドルから90ドル、というところです。
たくさん買うならこちらの方がお徳、というわけです。
天津では海賊盤ばかりでなかなか正規盤を見つけられず、あっても限られているので、
ここでたくさん買っておかなくては、と張り切りました。
お金の都合もあって、結局7枚買いました。
それから女人街を歩いてみました。
露店などは天津から来た私たちには珍しくないはずなのですが、その活気や、
これでもか、と言わんばかりに張り出したディスプレイにはやはり圧倒されます。
人も多く息苦しくなりました。
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☆銅鑼灣（コーズウェイ・ベイ）☆
この辺りは日系デパートが立ち並んでいたのですが、
大丸、松坂屋、と撤退してしまいました。
香港のそごうはまだ健在で、7周年記念セール中でした。
香港人に言わせると、たぶん来年早々には閉店されるだろう、とのこと。
でも、日曜日ということもあるのでしょう、ものすごい人でした。
特に地下にはスーパーが入っていて、たいていの日本のものはそろうようです。
ここがなくなると困る人、多いのではないでしょうか。
そのほかにも、いくつかスーパーがあったので、のぞきながら、
おみやげによさそうなものを何点か買いました。
また、時代廣場（タイムズ・スクエア）というショッピングセンターも
大きく、ここの地下のスーパーも品揃え豊富でした。
（ん？ これじゃ観光篇にはならないかな・・・）
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☆プロムナード☆
最後の夜、リージェント・ホテルで乾杯した後、外に出て、
ビクトリア湾添いにあるプロムナードを少し歩きました。
実はここは最高のデートコース。
あっちもこっちもカップルだらけ・・・それもうなずけます。
目の前に香港島の夜景が迫っているのです。
さらにビクトリア湾の水面にその夜景が映って本当にきれいな夜景・・・。
これを見るたびに、香港に来てよかった、また来よう、と思うのです。
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★観光篇＠マカオ★
同じ中国になったというのに、またまたパスポートを持ってマカオへ日帰り旅行です。
でも、パスポートのスタンプが増えるのはうれしいことです。
マカオへは上環（ションワン）にあるフェリーターミナルからジェットフォイルという高速船で約1時間。
料金は片道日中は130ドル。週末や夜間になると多少高くなります。
私たちは8:45の船で出発しました。
出発前には香港出国の手続き。マカオに着いたらマカオ入国の手続きが必要です。
ただし、香港・マカオの住民たちは身分証明書を見せるだけでOK。
マカオは去年の暮れに中国に返還されました。
入国のスタンプも以前行った時はポルトガル語だけだったのが、
今回、漢字でも併記されていました。
ちなみに香港は返還前も後もスタンプは同じ。
マカオに着いたらすごく寒くてビックリしました。
私は長袖Tシャツに厚めのカーディガンだったのですが、全然役に立たず、
友達は半袖だったので、もうガタガタ震えました。
フェリーターミナルから町の中心地・セナド広場までバスで行き、まずはセーターを買いました。
マカオの公用語は広東語とポルトガル語。
英語や日本語を使える人もいますが、ほとんど身振り手振りでした。
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☆セントポール大聖堂と大砲台☆
マカオの1番の目玉といえば、セントポール大聖堂。
これは火事で焼失したけれど、教会の正面の壁と階段はそのまま残っている、
という珍しいものです。
それからすぐ横にある大砲台に上がりました。
いまだに大砲がたくさん並んで残っています。
これは小高い丘にあるので、マカオの町を見下ろすことができます。
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☆マカオ・グランプリ博物館とマカオ・ワイン博物館☆
昼食後、バスに乗って、マカオ・グランプリ博物館と併設されているマカオ・ワイン博物館へ。
実はこの前日、前前日、とマカオ・グランプリが開催されていました。
予定通り前の日に来られていれば、マカオ・グランプリも見ることができたかも・・・と、ちょっと残念。
でも、前日のレースでは観光客がレースカーに轢かれて亡くなったそうで、
新聞もテレビも大きく報道していました。
マカオ・グランプリは一般の道路を走るらしく、その分、スリルもあるけど、危険もあるようで。
そのせいか、マカオの町を走る車はどの車もすごく飛ばしてる気がしました。
これはホントに。
博物館にはレースカーもたくさん展示されていて、マカオ・グランプリの歴史も書かれていました。
また、ビデオでレースの放送もしていました。
さらにいくらか払うとレース体験をさせてもらえるらしいです。
ワイン博物館はワインがたくさん展示されていました。
どの地方でどんな葡萄がとれて、どんなワインが飲まれているか、説明書きもあったのですが、
不思議だったのは民族衣装らしきものを着たマネキン人形があちこちに展示されていること。
この衣装が何を指すのか、などの説明はありません。
蓑（みの）を着たマネキンまでいて、本当に？？？という感じでした。
ひととおり中の見学が終わって、出口の手前でチケットを出すと、
ワインの試飲ができます。私は白ワイン、友達は赤ワインを試飲してきました。
おいしかった！
友達はポルトガルワインを買いたくて、楽しみにここへ来たのですが、
売店にはほとんど何もない、と言っていいほど、何も置いていませんでした。
ちょっと残念。
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☆リスボア・ホテル☆
博物館から歩いてセナド広場に戻りました。所要時間は約1時間。
途中、DFS(デューティーフリーショップ）が目に入って寄ってみました。
実はこのDFS、カジノで有名なリスボア・ホテルの中に入っていたのです。
2階の出口はホテルにつながっていました。
ホテルから出ると周りにはガラの悪そうなおじさんたちがたくさん立っていました。
また、辺りには「押」の看板を出している店がいっぱい。これは質屋さんのことなんです。
ウィンドウをのぞくとロレックスやらカルティエやら、時計も宝石もたくさん並んでいます。
こういうものを質に入れてまでカジノで遊びたいんですね。
それより、こういうのを持ってきていること自体、驚きです。
自分の身につけているもので1番高いものが何か、その時友達と話していたのですが、
指輪でもせいぜい2万円くらいです。
ちょっと虚しくなりました。
カジノものぞこうと思ったのですが、どこにあるのかわからず、
また金で飾った悪趣味なロビーに長時間いられず、早々にあとにしました。
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☆おみやげ探し☆
そして、翌日の午後にはもう帰るので、時間がない、ということで、それからおみやげ探しです。
中国人は気軽には香港やマカオに行けないので、みんなにうらやましがられました。
だから何かおみやげを買っていきたいと思いました。
ところが、香港もマカオも結局は中国なので、おみやげもの屋さんをのぞくと、
天津でも売っているような中国っぽいものばかり。
しかも天津のほうが断然安いのです。
だから、中国っぽくなくて、香港・マカオの香りの漂うものを探してみました。
結局、女の子にはミニチュアの香水、男の子には切手を買いました。
マカオの記念切手はとってもきれいで、切手をモチーフにしたキーホルダーも売っているほです。
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☆オマケ☆
レストランを7時ごろに出て、フェリーターミナルに行くため、近くのバス停へ。
覚えていた番号ではないバスが来たのですが、「フェリーターミナル」と見えたので乗り込みました。
ところが、そこからターミナルは遠くないはずなのに、いくら走っても着きません。
それどころかどんどん町中に入って行くようです。
実はこのバスはちょっと変則的な経路で走るらしく、
フェリーターミナルから先ほどのレストランのところを通って、
またフェリーターミナル近く（ターミナルではない）に寄り、町中へ、というものでした。
結局終点で降りて、また折り返しのバスに乗るハメになりました。
特に急ぐ理由もなかったし、マカオの観光地以外の町並みが見られたので、
これはこれで面白かったです。
帰りは8時半のフェリーで。フェリーの中ではずっと寝ていました。
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★食べ物篇＠香港★
☆1日めの昼食☆
到着後、ホテルを出て、尖沙咀（チムサーチョイ）にある重慶マンションの1階で両替。
駅では1万円が約678ドルでしたが、ここでは1万円が714ドルになりました。
36ドルの差は大きい！
この重慶マンションはインド人が大半を占めていて、1階2階にはお店、
上階には安宿がたくさんある、という見るからに怪しい建物です。
私も今まで両替に行くだけで用が終わるとさっさと出てきていたのですが、
友人から、上の階にはインド料理店があると聞いて、思いきって2階に上がってみました。
やっぱり怪しくてちょっとビクビクしながら、ネパール料理の看板のある店でカレーを食べました。
おいしかった！
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☆1日めの夕食☆
ピークトラムに乗ってビクトリアピークから下りました。そこから地下鉄の駅まで歩き、
地下鉄で銅鑼灣（コーズウェイベイ）へ。
行き先は、香港のスター、張國榮（レスリー・チャン）が経営するカフェ。
元々彼のファンなので、香港に行くと必ず1度は行くのですが、
いつもはお茶だけ、今回は食事です。
天津ではあまり洋食を食べる機会がないので、メニューを見て選ぶのに苦労しました。
香港に来て洋食を食べるなんて、今までは考えたこともなかったのに、
それを選ぶのがうれしいとは、おかしな話です。
結局友達はカニグラタン、私はサーロインステーキを食べました。
おいしかったです。
お店の雰囲気もシックでおしゃれなカフェ。
これには友達も感心していました。
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☆2日めのブランチ☆
赤柱（スタンレー）にある、デリ・フランスというカフェでサンドイッチ。
カフェといってもファーストフードのような感じ。
チェーン店です。
カウンターでサンドイッチ（パンの種類や中身）などを注文します。
セルフサービス。
コーヒーはちゃんと濃いコーヒーでした。
実は北京にも何軒かあるのを後で知りました。
「フランス」とつくだけあって、置いてある新聞や雑誌もフランス語。
場所柄のせいもあると思いますが、お客さんも9割が白人！
別世界でした。
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☆2日めの昼食☆
香港人の友達と1時にマンダリン・オリエンタル・ホテルの1階にあるカフェで待ち合わせ。
1年半ぶりの再開でした。
以前は英語で話していたのですが、前日の電話は北京語。
彼女は広東語と英語はもちろん、北京語も日本語もできるのです。
会った時に何語で話すのか、ドキドキでしたが、結局この時は以前と同様、英語で話しました。
私が持って行ったおみやげは麻花。天津の名物で、言ってみればあまり甘くないカリントウのようなもの。
香港では買えず、彼女もはじめて食べたのは横浜の中華街だったと言っていました。
喜んでもらえてうれしかったです。
しばらくそこでおしゃべりしたあと、金鐘（アドミラリティ）にある
パシフィック・プレスというショッピングセンターの地下にあるレストランへ。
ここもおしゃれな作りで、中華料理なのに、洋風な感じでした。
香港に来てからまだ飲茶をしていない、ということで友達が連れてきてくれたのです。
残念ながらワゴン式ではなく、メニューから選ぶ方法。
でも、とってもおいしくて満足！
満腹！
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☆2日めの夕食☆
夕食の時間になりましたが、この日は特に何を食べるか決めていなかったため、
近くで目についた店に入ることにしました。
天津にもある「火鍋」ですが、香港のは違うかもしれない、と鍋料理に決めました。
中身を6品ほど頼み、鍋のだしは鶏肉ベースのものを選びました。
天津で食べるより辛さは少なく、味自体は少し濃いような気がしました。
さらにホッキ貝を頼んだのですが、これは鍋に入れるのではなく、
お刺身でした。ワサビも出てきたし。
ちょっとビックリしつつ食べました。おいしかった。
さて、楽しく食事をした後の会計。
中身は28ドル均一、とあったので、お茶代を含めて2人で200ドルくらいだと思っていたのですが、
なんと356ドルと言うではないですか！
明細を見せてもらうと、「鍋品$28×6」の下にさらに「鍋品$128」とあります。
これは何か、と聞いたら、「鍋のスープの代金だ」と言います。
私たちがさらに納得できない顔をしても「スープだ」と何度も言うので、
納得できないながら、その金額を払いました。
結局、香港旅行中、1番高い食事となりました。
腑に落ちない気持ちで帰途につきましたが、香港に来てからまだ乾杯し
ていないことに気がつき、気を取り直して、コンビニでビールを買って部屋で乾杯することにしました。
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☆3日めのブランチ☆
映画「恋する惑星」でも出てきた世界一長いと言われるエスカレーター、
ヒルサイド・エスカレーターの一部だけ、乗ってみることにしました。
これは中環（セントラル）にあります。
ハリウッドストリートあたりで下りて、あたりの西洋風の通りを歩きながら下り、
そろそろおなかもすいてきたので、近くにあったワンタン屋さんに入りました。
久し振りに食べる香港のワンタン、プリプリのエビが入っています。
それにタマゴ麺。
とてもおいしかったです。
さらに、今日本でも人気が出ているようですが、大好きな珍珠[女乃]茶
（パールミルクティとか言うのでしょうか？）を飲みに行きました。
私が好きなミルクティは、鴛鴦茶と言って、コーヒーとミルクティのミックスされたもの。
最初飲んだときはビクビクしたのですが、飲んでみてビックリ。
口の中ではコーヒーの味なのに、飲み終わった後味は濃い目のミルクティ。
まったくクセになります。
だから香港ではいつもインスタントの鴛鴦茶を買って帰るんです。
もちろん今回も2箱買いました！
でも、お店で飲む味はインスタントとは違ってやっぱり格段においしい！
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☆3日めのハイ・ティー☆
昼食は食べず、小さなワンタン麺だけのブランチにしたのには理由があります。
それはマンダリン・オリエンタル・ホテルの2階にあるクリッパー・ラウンジのハイ・ティーです。
いろいろなところでハイ・ティーをやっていますが、私はここがお気に入り。
香港に来ると必ず来るし、香港に行くという友達にも必ず薦めます。
ハイ・ティーはスコーン、サンドイッチ、クッキー、ケーキ、パイ、タルトなど
小さいデザートが10種類以上3段のトレイに乗って出てきます。
それにお茶。
私はいつも2人で行くと、1人用のセット（デザートとお茶）を頼み、
そのほかに飲み物を1つ頼むようにしています。
2人用のセットだと食べきれず、値段も高くなるからです。
どれもおいしいのですが、ここのチーズケーキが大好きです。
とてもコクのある味です。
ハイ・ティーは3時からなので、ちょっと時間が中途半端。
それで早めの昼ご飯、そして小さめのワンタン麺にしたのです。
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☆3日めの夕食☆
マンダリン・オリエンタル・ホテルのハイ・ティーと並んで
もうひとつ、香港に来たら絶対に行かなくては！ というお店。
有名で人気のあるお店なので、予約をした方がいいこともすでにわかっています。
ハイ・ティーの前にお店には電話して7時からの予約をしておきました。
お店は[足包]馬地（ハッピーバレー）にある譽滿坊という飲茶の専門店です。
銅鑼灣（コーズウェイベイ）からは路面電車に乗って行きます。
お店に着くとちゃんと席がとってあって、すぐに通してもらえました。
必ず食べるのは、竹筒で蒸した鶏肉とアワビのご飯。
これを食べるために香港に来る、と言っても過言ではないほどのおいしさです！！
そのほか、数点の点心を注文しました。
隣のテーブルには日本人駐在員の方がいて、私たちが日本人とわかって話しかけてきました。
日本から上司の方がいらしていて、香港を案内しているそうです。
単身赴任なので早く家族を呼びたくて上司に頼んでいるところなんです、と言っていました。
私たちが中国に留学中で、寝台車に乗って香港に来たと聞いて2人ともすごく驚いていました。
やはり海外にひとりで出ていこうという女性は強いものですね、と
妙な感心のされ方をしてしまいました。
今回の旅行で飲茶は合計3回、そのほかにもおいしいものをたくさん食べましたが、
友達いわく、ここの飲茶（特に竹筒のご飯）が1番おいしかったそうです。
私のひとりよがりじゃなくてよかった！
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☆4日めの朝食☆
早起きして、おかゆを食べに行きました。
香港のおかゆが、これまたおいしいのです。
特にしょっちゅう行くのは上環（ションワン）にあるおかゆ屋さん。
お店の人の愛想はいいとは言えませんが、そんなのはもう天津で慣れっこ。
でも、おばちゃんは私たちが外国人とわかると身振り手振りで
注文の確認などしてくれました。
私は豚肉、友達は魚のおかゆでしたが、食べ比べると全然味が違いました。
元々のダシが違うのでしょうね。
こういうおかゆ、天津にもあればいいのに・・・。
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☆4日めの夜の乾杯☆
香港に戻ると、地下鉄で尖沙咀（チムサーチョイ）へ。
リージェント・ホテルの1階にあるロビーラウンジで夜景を見ながら乾杯するためです。
これも香港に行くと必ずすることのひとつ。
香港最後の夜は必ずここで乾杯するのです。
ビクトリア湾に面したラウンジで、香港島の夜景を見ながら、
そしてピアノの生演奏を聞きながら、
香港最後の夜を楽しみ、そしてまた来よう、と思うのです。
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☆5日めの昼食☆
香港最後の食事は飲茶。
今回これまでに行った2ヶ所はどちらもメニュー式だったので、
ぜひともワゴン式の飲茶を食べたかったのですが、
何度も行ったことのあるはずの店が見つけられませんでした。
時間も迫っていたので、通りかかった店に入りました。
とてもきれいな店で、すごく大きいのに、ほぼ満席の状態でした。
店の人もみんな感じよく、食事もおいしかったのですが、
残念ながらワゴン式ではなかったのです。ここもメニュー式でした。
実は私は大根もちが大好き。
でもワゴン式でないと、広東語で何というか知らないので注文できません。
ところが今回、友達が「これ、何だかわからないけど挑戦」と
注文しものが大根もちでした。
最後に食べられて本当にうれしかった！
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★食べ物篇＠マカオ★
☆昼食☆
昼はセナド広場近くのお店で、海鮮ヤキソバを食べました。
本当に海鮮がたくさん乗ったヤキソバで、日本の中華街で食べるようなヤキソバ。
ちょっと硬めの麺にあんかけの具がかかっています。
天津のヤキソバとは全然違いました。
☆オヤツ☆
セナド広場に戻ってから、有名な牛乳プリンを食べました。
お店の看板には牛の絵！
前に来た時にも食べたのですが、本当においしい！
しっかり牛乳の味がします。
☆夕食☆
夕食はせっかくなので、ポルトガル料理を食べることにしました。
食べたのはシーフードのリゾットとポルトガル風チキン。
リゾットはトマト風味、シーフードたっぷりでした。
ポルトガル風チキンというのはココナッツカレーにチキンがたくさん。
これまたおいしくて、本当に今回の旅は食べてばかりだけど、
それでいつも幸せな気分。
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★オマケ＠香港★
2日めの夜の帰途、やけに人だかりがしているところがありました。
佐敦（ジョーダン）駅近くのマジェスティック・ホテルに新しくディスコがオープンしたらしく、
有名人が続々と来ているようなのです。
立派な車、カッコイイ車がが次々と来て、中から誰かしら出てきます。
そうするとカメラやマイクを持った記者たちがどっと走って行きます。
すごい光景！
私の後ろにいた人も携帯電話で「今××が来たわ！」と
言っているようでした（広東語のため実は不明）。
とはいえ、残念ながら私の知っている有名人は見ることはできませんでした。
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★旅も終わり★
最終日は疲れていたせいもあってゆっくりしました。
10時に起きて、荷造りし、フロントに荷物を預けて外出。
列車で食べるものの調達です。
とはいえ、日本のようなお弁当があるわけでなく（日本のコンビニは本当に素晴らしいことを実感！）
結局、翌日の朝と昼に食べるパンと途中で食べるスナックを買っただけ。
夕食は列車内で売りに来るお弁当を食べることにしました。
昼食後、ホテルへ戻り、荷物を受け取って九龍の駅へ。
楽しかった旅もあっという間に終わりです。
列車の中で買ったお弁当（写真を撮り忘れてがっかり）は2つの紙の箱。
1つはご飯、もう1つがおかず。おかずは中華料理（野菜や肉を炒めたもの）が数品、
日本のお弁当のようにきれいに盛りつけてあるわけではなく、重ねるように何品も入っていました。
これは普段食べなれている料理。
約1週間ぶりに食べて、とても懐かしく、うれしくなりました。
※結局、珍しいものもおしいしく、いつも食べているものもおいしいのですね！
帰りの列車では行き以上に寝ている時間が長かったです。
香港の九龍駅を午後3時に出発、北京西駅に着いたのは翌日の夜7時過ぎです。
駅が大きく、どこに出ていいのか迷い、さらに外が暗くてなかなか北京行きのバスが見つけられず、
バスに乗ったのは7時半を回ってから。
北京駅まで1時間くらい、と車掌さんは言っていましたが、30分ほどで着き、
北京駅近くで軽く夕食。
そして、北京から天津まで、すでに特快はない（最終は7時50分）ので普通列車に乗ることになります。
ところが次の天津を通る列車は9時57分というではないですか。
仕方なくそれに乗り、天津に11時40分に着き、タクシーで帰宅。
香港の駅を出てから、実に33時間後にやっと家に着いたのでした。
あとから中国人の友達のおじさんも香港に行ったと聞きました。
そのおじさんは、天津から広州東まで寝台で行き、広州東から香港行きに乗り換えたそうです。
賢いなぁ、と思いました。
広州東と香港の間は3、4時間ですが、列車は頻繁に走っているようでした。
乗り換えも楽だし、そういう手があったか、という思いでした。
とはいえ、列車で行く香港の旅、なかなか面白かったです。
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★旅の感想★
今回の旅で気がついたこと・・・
道路にあまりゴミが落ちていないこと、人が車道を歩かないこと（当たり前だけど）、
車が車線ごとに走っていること、トイレのドアが閉まること、などなど、
きれい、というより、きちんとしている、と言えばいいのでしょうか。
さらに、店でも店員さんたちの態度がていねいで、これにも驚きました。
日本から遊びに行っているときには、あまりよくない、と感じていた部分もあったはずですが、
中国大陸から行くと、とっても進んだ都市に思えました。
何回も香港に行っているはずなのに、こんな風に感じたのは初めてです。
香港も最初からこんなではなかったと思います。
みんなの努力、自覚がきれいな、きちんとした町へ帰って行ったのだと思うのです。
だから、天津にしばらく住んでいる身としては、中国もがんばれ、と思います。
2008年のオリンピックが北京に決まったら、北京も天津ももっともっとよくなるでしょうね。
期待してます。
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