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町で見かけた気になるもの（1999年10月23日--中国滞在51日め）
今回は町で見かけたものや人について書きます。
これは最初からずっと不思議に思っていて、いまだに解明できない、
あるいは解明してもやっぱり理解できないものや人のことです。
１．ドアの入り口の「のれん」
のれんと言っていいのでしょうか。
ほとんどのお店の入り口（留学生寮を含めて）に厚手のビニール状ののれんがかかっているのです。
デパートも食堂も学校も・・・
これがかなり重くて、出入りしにくいです。
夏は開けっぱなしにしておいてもいいように、ということかな、とも思えるのですが、
冬になりかかっている今も健在。
何のためなのか、いまだにわからず。
２．子供のズボン
子供のズボンは股が割れています。みんなお尻を出したまま歩いてます。
これはトイレがしやすいように、ということらしく、子供はパンツをはかないらしいです。
先日、知り合いになった中国人の方の家に呼んでいただきましたが、
そこの子供はまだ1歳にもならないのに、おむつをあてずに、パンツもはかず、
股の割れたズボンをはいていました。
寝かせる時やバギーに乗せるときは腰の周りに布を巻くらしいのですが、
それで十分なのか、ちょっと不思議でした。
３．女性のスカーフ
風が強く、砂ぼこりがひどいせいもあると思いますが、
女性が顔にスカーフを巻いて自転車に乗っている姿をよく見かけます。
スカーフは黒、赤、黄色、模様入り、といろいろですが、
先日、そのスカーフばかり売っている露店を見かけました。
スカーフを顔にかぶせて自転車に乗るなんてとっても危ないと思うのですが・・・
これはぜひ、写真を撮りたいと思っています。
先日見かけたのは後ろに乗せている子供とおそろいでスカーフを巻いているお母さん。
そのほか、スカーフの上からさらにサングラスをかけてる人もいます。
４．手をつないで自転車
若いカップルです。自転車王国の中国ではデートも自転車が多いのでしょうか。
自転車2台、寄り添うように並んで、手をつないで走っているのをたまに見かけます。
何しろ自転車の洪水の街です。
悠長に手をつないでいて大丈夫かな、と他人事ながら心配。
５．おなかを出す男の人たち
さすがに今はいません。でも夏はよくいました。
暑ければランニングシャツを着るなり、上半身裸になるなりすればいいのに、
シャツを半分だけめくりあげて、おなかを出している人が本当に多かったんです。
不思議な光景でした。
６．自転車を後ろこぎで乗る人
時々見かけるおじさんです。
自転車の後ろに荷台をつけているのですが、後ろこぎに乗っているのです。
それでもちゃんと前に進んでいるのでいつも目がくぎ付けになります。
あれは写真を撮ってもわからないね、とみんなで残念がっているんです。
などなど。
また何か見つけたら書きたいと思います。
明日は初めて北京へ行ってきます。
北京は秋が一番いい季節だそうです。
そして、北京の香山の紅葉がとっても美しいと聞いたので、見に行こうと思います。
天津は中国第3の都市のはずだけど、私はすっかり田舎ものの気分で、北京に行くのにドキドキしています。
またそのときのことは報告します。
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