10. 菠蘿古老肉（パイナップルと豚肉の甘酢あんかけ）
材料 ：
(1) ブタ肉、パイナップル
(2) ケチャップ、砂糖、酢、塩、片栗粉、小麦粉、サラダ油
作り方 ：
＜準備＞
１．片栗粉を水でといておく。
＜調理＞
１．包丁を寝かせてブタ肉を薄く切る。
ブタ肉を包丁の背中でたたいてから、帯状に切り、さらにその帯を斜めに切ってひし形にし、
塩と料理酒につける。
パイナップルは乱切りにする。
小麦粉３・でんぷん粉７の割合で水を加えて混ぜ、どろどろにする。
２． なべを熱してサラダ油を入れ、１８０度くらいになったら、肉を先ほどのどろどろにした粉に
入れて混ぜてから、1つずつなべに入れる。なべの中はかきまわさないこと。
弱火にして、いったん取り出し、油が240度くらいに上がったら、再び肉を入れてサクサクに
なったら取り出す。
３． なべを火にかけ、油を少し、ケチャップ、水、砂糖、酢、塩をひとつまみ入れて炒り、ぐつぐつ
沸いてきたら、＜準備１＞を入れ、揚げた肉、パイナップル、熱い油を加えてなべを振る。
ソースと具がうまくからめられたら皿に持ってできあがり。
＜キーポイント＞
１． 肉の大きさを均等にすること（火の通りが一定になるように）。
２． 薄く切った肉は包丁の背を使ってたたくこと（味がのっておいしくなる）。
３． 肉をどろどろの粉につける時、肉全部を包むようにつけること（ついていないところがあったら、
油で揚げたあと水分がかなりなくなってしまうので）。
４． 甘酢のタレを炒るときは甘酸っぱさをはっきりと出すように。
特徴 ：
色は赤く輝き、食べると外側がサクサク、内側はやわらか、味は甘酸っぱい。
Hawmayからひとこと(^‐^)
いわゆる「スブタ」。でも日本で食べるスブタとは違って、酸っぱさより甘さが強い気がします。
この「菠蘿古老肉」は、脂身もついているブタ肉を使っています。同じ調理方法で、パイナップルを
入れず、ヒレ肉を使った「糖醋里脊」、鶏肉を使った「糖醋鶏絲」もおいしく、私たち留学生の人気
ナンバー1メニューでした。